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間違いなく外国人に嫌われる5つのこと

技能実習生に限らず、初めて日本で働く外国人の中には、この国独自の企業文化に戸惑い、わからないまま失敗してしまう人がいます。そのようなトラブルが起きないようにするためには、周りの日本人が日本企業の「常識」を伝えることが大切ですが、典型的な日本の企業文化とは何でしょうか? 外国人に対して「絶対にやらないほうがいいこと」と併せてチェックしましょう。

1. 時間に厳し過ぎる

外国人がよく驚くのは、日本人の時間の正確さ。この国では電車が時刻表通りに毎日運行していることに多くの外国人は驚きます。このことが示しているように、外国人は比較的時間にルーズ。「日本のビジネスでは、約束した時間に少しでも遅れるだけで信用を失いかねない」ということを最初に伝えておきましょう。

2. 飲みニケーション

一般的に日本人のビジネスパーソンは、仕事が終わると同僚や先輩・後輩を連れて居酒屋などに飲みに行くことが好きです。若い世代ではその傾向が少なくなっていますが、この文化は根強く残っています。信頼関係を深めたり、情報交換をしたり、場合によっては契約がまとまったりと、飲みに行くことにはさまざまなメリットがあります。休日に仕事仲間や取引先とゴルフに行くことも同様の理由でしょう。

しかし、外国人がこのような価値観を共有するかどうかは別の話。一般的に欧米人は仕事が終わったらすぐに帰宅し、家族と時間を過ごします。「オンとオフ」を明確に区別しているのですね。これは欧米人以外にも当てはまると考えておいたほうが良いでしょう。来日してから間もない技能実習生と勤務時間外でも付き合う場合、技能実習生にとって時間的かつ精神的な負担にならないように気を付けましょう。

3. 空気を読むのは至難の業

日本人とのコミュニケーションで外国人がよく困るのが、日本人の曖昧な態度や察するコミュニケーションです。日本語は高コンテクスト文化で、言語以外の情報や文脈を重視します。この代表例が「空気を読む」で、「言わなくてもわかる」ということや「忖度」が多くの場面で前提にされています。しかし、日本語レベルが高くない技能実習生や外国人材にとって、このようなことを理解するのは至難の業。コミュニケーション不足や誤解を生まないためにも、日本人は指示や説明をハッキリ伝えることを心がけましょう。

4. 人前で怒ること

日本企業では「上司がミスした部下を他の社員の前で怒鳴りつける」場面が見られますが、これは外国人にしないほうがいいでしょう。宗教や文化などにもよりますが、「みんなの前で注意される」ことに敏感な外国人は少なくなく、やり方によっては信頼関係を壊しかねません。少なくとも、外国人材を叱る必要があるときは個室に呼んだり、他人がいない場所を選んだりするようにしましょう。

5. 日本の常識を押し付けること

外国人と働くときは、日本や職場の常識を押し付けないようにしましょう。相手は同じ人間ですが、宗教や価値観、ライフスタイルが異なります。それらを否定するのでなく、まずは異文化を知り、受け入れてみようとする態度が大切です。これが本当にできれば、多様性からイノベーションが生まれるかもしれません。

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