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【今さら聞けない】技能実習2号とは?

2010年の入管法改正を経て、より適正に実施されるようになった技能実習制度。本稿では、技能実習2号について概要を押さえます。

技能実習1号と同じ機関で実施

技能実習2号は、1号のときと同じ実習実施機関で実践を続けることで、それまでに培ってきた技術や知識を習熟させることを目的とした2年間の実習制度です。

そのため、1号から2号に移行する際、職種や作業内容の変更はできません。1号から2号へ移行できる職種・業種は決まっており、外国人技能実習機構によると、85職種156作業が対象となっています(令和3年3月16日時点)。

2号に移るためには、技能検定試験の「基礎級」(実技試験および学科試験の受検)やこれに準ずる検定/試験に合格することと、より実践的な技能実習計画が必要です。

第2号技能実習開始までの流れ

技能実習2号への移行を希望する技能実習生(1号)は、1号認定を受けたら速やかに(本人の署名必要なので、現実的には入国後すぐ)、遅くとも修了の6か月前までに基礎級を技能実習機構の受験手続支援サイトから申し込みます。

受け入れ団体は技能実習法に基づき、技能実習計画を立てて、審査・認定を受けます。手続きには実習生・監理団体・実習実施者それぞれに必要な書類があります。

基礎級に合格した場合、旧法ではJITCOに技能実習移行報告書を提出していたようですが、新法では不要です。

技能実習制度では、2号の後に3号もあります。以下の関連記事でチェックしてみてはいかがでしょうか?



【関連サイト】  技能実習機構の受験手続支援サイト  https://www.juken.otit.go.jp/

【関連記事】
【今さら聞けない】技能実習1号とは?  https://kjtimes.jp/recruit/organization/0005/
【今さら聞けない】技能実習3号とは https://kjtimes.jp/recruit/organization/0007/

【参考・出典】 外国人技能実習機構『技能実習制度 移行対象職種・作業一覧(令和3年3月16日時点)』

 https://www.otit.go.jp/files/user/210316-2.pdf

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