海外ミーティングの議事録作成・共有を劇的に効率化できる 「OneMinutes」の革新性
2023.12.12
■18ヶ国語対応のAI自動文字起こし
話した言葉をスピーディに18ヶ国語へと翻訳・変換して文字起こししてくれる機能です。随時、表示したい言語を切り替えることができるので、様々な言語のミーティングに対応することができます。学習機能が搭載されているので業界ごとの専門用語にも強いのが特徴。しかも自動要約機能も備わっています。
■リアルタイム共同編集
現在進行中の議事録がリアルタイムでチームメンバーに共有されるので、保存したり、別のアプリケーションで議事録を共有したりする手間がかかりません。「保存を忘れた」「メンバーへの共有を忘れていた」といったトラブルも未然に防げます。
■Google、Microsoft、Zoomとの連携
Google、Microsoft、Zoomミーティングとの連携により、全ての予定をOne Minutes上で管理することが可能。複数案件スケジュールの管理コストを大幅に減らせます。
オンラインでのミーティングが一般的になった今、海外にある取引先や拠点とのやり取りはグッとハードルが下がりました。しかし、議事録作成や翻訳作業に多くの労力と時間を要する点においては、従来とさほど変わっていません。quintet株式会社が提供する「One Minutes(ワンミニッツ)」は、グローバルミーティングにおける議事録作成・共有を革新的に効率化してくれるクラウドサービスです。quintet株式会社代表の小守谷直毅さんに「One Minutes」の独自性や開発の経緯などについて聞きました。
「One Minutes」を導入するメリット
――まず「One Minutes」の特長は何ですか?
「One Minutes」の特長は主に3点あります。ひとつ目が「リアルタイムの文字起こし翻訳機能」。音声をリアルタイムで文字に変換し、同時に翻訳する機能ですね。ふたつ目が「機械学習機能」。こちらは機械学習を採り入れることで文字起こしの精度を向上させ、さらに業界専門用語も学習します。また自動要約機能を備えているのも特長で、議事録の概要をざっと把握するのに役立ちます。みっつ目が「ドキュメント管理機能」。これは議事録をリアルタイムで共有し、クラウド内に保存する機能ですね。
――複数のアプリケーションを跨ぐことなく、ひとつのサービスで議事録の作成・共有が完結するのは「One Minutes」の大きな魅力ですね。
ありがとうございます。まさしくその通りで、機械学習の精度が急速に向上しつつある現在、文字起こしや翻訳、あるいは要約機能に特化したアプリケーションやサービスは他社が既に提供していますよね。しかし、単一機能に優れているだけでは、業務効率化があまり期待できません。これまでは音声で録音したデータをwordで文字に起こして修正を加え、それを翻訳サービスで翻訳、さらに修正してメールやファイル共有サービスで共有する……というように複数のサービスを使いながら、いくつものステップを踏まなければなりませんでした。
しかし「One Minutes」は議事録作成・共有に必要な全ての機能をオールインワンで提供しているため、そうした手間を一気に減らすことができます。お客様には先に挙げた3点の特長に加え、そうした利便性を高く評価いただいています。
「One Minutes」の考え抜かれた機能
――「One Minutes」特長についてさらに詳しく聞かせてください。多言語対応させようと思ったのはなぜですか?
議事録作成ツールと言われて一般的に想起するのは、日本国内の日本語でやり取りされるミーティングだと思います。グローバルプロジェクト向けの議事録作成ツールは、今までほとんどありませでした。すると現地の言語に長けた人物や通訳をミーティングに加える、といったことが必要になりますが、これは非常に生産性が悪いと気が付いたのです。
私自身、ある程度は英語を勉強してきましたが、前職時代に英語圏の人たちとミーティングすると苦労すること多かった。今考えると当時、「One Minutes」のようなサービスがあれば、もっと業務を効率化できていたと思います。
――多言語対応機能の具体的な使い方を教えてください
ユーザーはまず発話言語と表示言語をそれぞれ選択します。例えば今、私たちが話している会話を記録するなら発話言語は日本語ですね。表示言語はミーティングしている相手に合わせて選択します。つまり日本語で話した言葉をリアルタイムで翻訳し、日本語以外を話す相手と内容を共有することができるのです。
発話言語、表示言語とも、好きなタイミングで好きな言語に切り替えることができます。ユーザーごとに切り替えることができるので、たとえば日本チームとアメリカチームでミーティングをしているとき、日本チームは日本語で、アメリカチームは英語で表示すれば、異なる言語どうしによる同時ミーティングを行うことが可能です。
お客様からは、「発言だけでなく、要約まで含めて翻訳されるので、ミーティングの内容を素早く把握する上でとても便利」といった声をいただいています。
――今後、対応言語を増やす予定はありますか?
実は現時点でも対応言語を増やすことはできるのですが、あまり多くしてしまうとユーザーが言語を選ぶ手間が増えてしまうので、言語選択を素早く行えるUIが完成するまでの間は、要望の多い言語から順に実装させていこう、と社内で決めました。現在は18言語としていますが、近いうちに対応言語数を110程度まで増やしていく予定です。
――学習機能を備えた議事録作成サービスは「One Minutes」以外にもありますか?
学習機能が搭載されている文字起こしサービスは他にもあります。たとえばリアルタイムで起こした文字や翻訳をユーザーが手作業で修正したことを学習し、その後の出力に反映、2回目、3回目の発言時には正しく表示される……といった機能で、この機能は当然「One Minutes」にも搭載されています。
では「One Minutes」の学習機能は何が違うのかというと、業界、個社ごとに使っているような独自の単語に対応しているところです。現在、「One Minutes」は製造業に特化した仕様になっているのですが、予め製造業界で頻出するワードをデータベース化してプリインストールしてあり、そうしたワードが出たときには自動的に変換、翻訳してくれます。またユーザーが個別にワードを登録することも可能で、この機能を使うとその業界、その会社でしか使わないような単語にも対応させられます。
業界に特化しているから使いやすい!
――製造業に特化した理由は何ですか?
製造業におけるグローバルプロジェクトには多くの課題が残されており、「One Minutes」を導入することによる貢献度が高いと判断したからです。
製造業は海外比率が高く、かつ専門性が非常に高い業界です。しかし海外拠点とのミーティングでは、専門的な知識を持った優秀な人材が単なる通訳係として使われていることも多く、その人たちの生産性を下げてしまっています。そうした状況を解決する手段として「One Minutes」を活用いただけるだろうと考えました。
また製造業には専門用語が多いのですが、一般的な文字起こし、翻訳サービスでは特定の業界でしか使われない単語に対応できません。そのため、業界ごとに学習制御を最適化できる「One Minutes」なら相性が良いと思いました。ただ、結果的には製造業に限らず、幅広い業界でご利用いただいています。多言語対応、ドキュメントの管理・共有機能などベースとなる機能が充実していることを評価いただいた結果だと思っています。
――「One Minutes」を開発された経緯を聞かせてください。
私はもともと大成建設という大手建設会社で管理部門に勤めており、担当している現場の議事録を数多く作成しました。退社後に起業しましたが、その時点でも議事録作成はまだほとんど手作業。その頃、あらゆる業界でDX化推進が話題となっており、会計業務や勤怠管理など多くの分野でデジタル化が急速に進みましたが、議事録作成についてはアナログな手法のままでした。そうした面倒な議事録作成業務をどうにか効率化し、本来の能力を活かせる業務に集中して生産性を高めることができないだろうか? と考えたのが「One Minutes」開発のきっかけです。
アイデアを思いついたのは2年以上前のことですが、現在のような方向性のプロダクトを最初から作ろうと考えていたわけではありません。当初は国内向けのサービスとして立ち上げる予定でしたが、市場調査する中でグローバルプロジェクト向けの方が圧倒的に課題大きい、ということに気が付き、途中からシフトして、もう一度作り直したという経緯があります。本当に紆余曲折しながら開発した2年間でした。
クラウドサービスだから今後の機能拡張にも期待できる
――今後の展開はどのように考えていますか?
現在、「One Minutes」には音声の記録再生機能がありませんが、今年4月中には実装したいと考えています。また現状の「One Minutes」はPCでの利用を想定したものですが、スマホやタブレットなどマルチデバイスへの対応も進行中。さらに今話題となっているChatGPTの実装も進めています。
もちろん、前述したように対応言語の拡大、対応業界の拡大も随時進めていきます。業界に関しては卸売業界、コンサル、金融、医療など専門性が高く、グローバル展開している業界ならどこでもマッチすると思います。今後の展開にもご期待ください。
代表自身が議事録作成で苦労した経験から生みだされた革新的サービス「One Minutes」。
実際に触ってみると、利便性や精度の高さ、業務効率化の恩恵が体感できます。7日間無料で利用できるので、ぜひ試してみましょう。利用料金など詳細については、下記よりお問い合わせください。
多言語間リアルタイムAI翻訳&テキスト化サービス「One Minutes」
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