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見て見ぬふりは損をする!外国人採用で考慮すべき3つのデメリット

教育/育成

2021.06.17

日本で年々増えている外国人労働者。確かに、これで日本の労働人口を確保できることはメリットの一つですが、それだけでは見方が偏ってしまい、判断を見誤ることもあるでしょう。外国人採用には、どのようなデメリットが存在するのでしょうか?

1. コミュニケーション・トラブル

多くの技能実習生は来日が決まってから日本語の勉強を始めます。そのため、入国時の段階で多くの実習生は日本語を使うことがほとんどできません。技能実習に最低限必要な言語レベルは「日本語能力検定N4」ですが、それは「基本的な日本語を理解することができる」というレベル。日常的な場面でゆっくり話せば、だいたいのことは理解できますが、自分から話して相手へメッセージを伝えるのは難しい、ということを意味しています。

よって、普通の会話はなかなか成立せず、意思の疎通が難しい面もあるでしょう。日本人と実習生の間で、なかなか意図が伝わらず、お互いがストレスを溜めてしまう可能性もあり、このようなコミュニケーションのトラブルが、失踪や職場の不協和音に繋がる恐れもあります。

2. 労働観の違い

日本は世界的に見ても労働時間が長く、その中にはサービス残業もあります。これは日本人の伝統的な美徳かもしれませんが、技能実習生や技術・人文知識・国際業務のビザを取得しているホワイトカラーの外国人労働者にとっては受け入れがたい習慣です。このような労働観の違いが、職場環境でトラブルを引き起こし、その結果、ホワイトカラーの外国人労働者が退職したり、技能実習生が失踪したりすることもあります。

3. 面倒なビザ取得

日本で外国人が就労するにはビザが必要ですが、ビザを取得するまでの手続きは複雑で、数か月という時間がかかります。この期間に外国人労働者の来日の意思が失せてしまったり、企業の経営状況が変わったりするリスクも考えられます。

外国人採用では、このようなデメリットが考えられます。しかし事前に準備をしたり、対策を講じたりすれば、このような問題を乗り越えることも可能。外国人採用ではメリットとデメリットを知り、総合的に評価すべきです。

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