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福岡県警 第2種免許|学科試験が4か国語で受験可能

2024

2024.03.29

バスやタクシーの運転手に必須となる第2種免許の学科試験を、英語を含む4か国語で受験できる運用を、福岡県警察本部が開始。物流でも「2024年問題」が課題となっている背景から、日本初の試みとなります。

2024年3月27日から福岡県の4つの試験会場で外国語での受験を受けることができ、英語・中国語・ベトナム語・ネパール語の問題文を用意。

警察庁が作成した例題をもとに県警が外国語の問題文を作成する形での運用となります。県警本部によると外国語での受験の申し込みは原稿執筆時においてまだないとのことです。

また、134の言語で翻訳し字幕表示する機器も導入され、福岡県飯塚市の試験会場で3月27日にデモンストレーションが行われました。

「外国籍の方に円滑に試験を受けていただけるよう環境を整備している。それぞれの言語で試験の内容に齟齬がないよう、内容をしっかり確認して、不公平が生じないようにしたい」と、福岡県警察本部 運転免許試験課の稲田功一 次席がコメント。

今回の背景には、バスやタクシー業界で課題となっている慢性的な人手不足と運転手の労働時間規制の強化に伴う「2024年問題」などに対して、外国人労働者を受け入れる「特定技能」の対象分野に自動車運送業を追加する閣議決定を近々行うことがあげられます。

外国人労働者の免許取得へのハードルを下げ、人手不足を解消していく方針です。

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