キャムコムグループ、IJCプログラムのオンライン展示会と外国人採用セミナーを開催

2023

2023.11.22

キャムコムグループの株式会社キャムテックがCAM MESSE in INDONESIA IJCプログラムオンライン展示会を2023年11月10日から開催。同22日にはAP2LM フィルマン・ブディヤント会長を招いて、外国人採用に関する共同セミナーを行う予定と発表しました。

このオンライン展示会は、技能実習生の社会的課題解決を目指すIJCプログラムに関与する団体や施設を紹介する場として設けられました。
IJCプログラムは、インドネシア政府と協力し、技能実習生が日本の企業での就労に関連する費用負担を軽減する取り組みを行っており、実習生の社会的、経済的負担を軽減し、より良い労働環境を提供することを目指しています。

各団体のランディングページ（LP）、フライヤー、写真、動画などが設置され、技能実習候補者や日本国内の企業・就職希望者、およびインドネシア国内に向けてPRされています。また、キャムテックエデュックアカデミーは、成田と大阪の施設を360度動画で再現し、視点を自由に切り替えられるようにしており、施設の内装を詳しく見ることができます。

この展示会は今後約1年間にわたって展開され、約5,000名の利用者が見込まれています。

●ウェビナー情報

「フィルマン・ブディヤント会長が語る『実習事業と未来への展望』」

開催日時：2023年11月22(水)15：30～

会場：オンライン展示会場内

参加費用：無料

参加方法：https://mintoku-messe.com/indonesia/よりオンライン展示会にご入場いただけます。

主催：AP2LN　インドネシア海外実習事業主催協議会

▼アジェンダ

事務局挨拶

AP2LN代表挨拶

出発式紹介

プログラム概要案内

IJCセンター・入国後講習施設説明

質疑応答

IJCプログラムは、インドネシア政府、JOE協同組合、キャムテックが共同で実施する国家プロジェクトです。

新型コロナウイルス感染拡大後、インドネシアから日本への渡航が増加し、技能実習生としての就業を希望する人々が増えています。しかし、この傾向とは対照的に、技能実習生が送り出し機関や仲介業者に高額な教育費用や手数料を支払い、多額の借金を抱えたまま渡航するケースが社会的な問題となっています。

IJCプログラムでは、インドネシア政府と送り出し機関からの補助金、JOE協同組合の奨学金支援により、実習生が支払う教育受講費用を最大25,000円まで大幅に削減することが可能です。また、実習生の選出には、AP2LNとJOE協同組合が厳格な選考プロセスを共同で実施し、合格者240名を選出します。

合格者はインドネシアの国営職業訓練校で専門技術と知識を習得し、IJCプログラム専用に用意されたインドネシア国内唯一の研修施設である「IJCセンター」での滞在期間に、統一されたカリキュラムに基づいた日本語教育を受けます。さらに、寮施設も整備されており、集団生活を通じて人間的成長を促し、日本での生活に必要なトレーニングを行います。

このプログラムにより、参加企業には優秀な候補者が紹介され、雇用機会の拡大が実現されます。