技能実習生が日本語などを学習する際に掛かった費用を補助

神戸市が、介護職種外国人技能実習生等日本語学習等支援事業に対して補助金を交付していると、11月1日に発表した。

同市が、市内の介護保険施設および介護サービス事業所の技能実習生（在留資格「技能実習」若しくは、「特定技能1号」で在留する外国人）が、日本語や介護福祉士国家資格取得の学習をした際に掛かった費用を補助している。

施設などの運営者で、技能実習生などと雇用契約を締結しており、外国人の技能実習の適正な実施と、技能実習生の保護に関する法律の規定で認定を受けた技能実習計画に基づいて実習を行わせる事業者若しくは、出入国管理や難民認定法で規定されている特定技能所属機関が同補助金の交付対象だ。

補助金額は1人あたり80,000円が上限

技能実習生などの雇用契約日に属する月から起算し、12か月以内に実施した日本語学習に掛かった費用の3分の2を補助。補助金額は1人あたり80,000円が上限となる。

また、技能実習生などが年度当初から、介護福祉士国家試験の受験日までに実施した資格取得の学習にかかった費用に関して3分の2を補助。こちらも補助金額は1人あたり80,000円が上限だ。

また上記期間中に、必要となる代替職員確保に掛かった費用も補助。こちらは1事業所あたり208,000円が上限となる。

（画像は神戸市 ホームページより）

外部リンク

神戸市介護職種外国人技能実習生等日本語学習等支援事業https://www.city.kobe.lg.jp/