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技能実習生の受け入れには日誌が必須!どう書く?


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技能実習生を受け入れるときは「技能実習日誌」を書く必要があるみたいですね。

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はい、技能実習日誌の記入が必要です。技能実習生を受け入れる前に、技能実習日誌について理解しておきましょう。

企業に技能実習生を受け入れる場合「技能実習日誌」を毎日記入する必要があります。

企業の中には「日々の業務が忙しい中、技能実習日誌を書く必要があるのだろうか」と疑問に思う場合があるかもしれません。

この記事では、技能実習日誌とはどんなもので、なぜ記入する必要があるのか、技能実習日誌に記入する内容と注意点について説明します。

CONTENTS

  1. 1. 技能実習生の日誌とは、なぜ必要か
  2. 2.日誌に記入する内容
  3. 2-1. 日付
  4. 2-2. 技能実習生に従事させた業務
  5. 2-3. 技能実習生に対する指導の内容
  6. 2-4. 指導者の氏名
  7. 3. 注意点と作成方法
  8. 3-1. 日誌は実習を実施する期間が作成する
  9. 3-2. 技能実習の状況によっては、分けて作成する
  10. 3-3. 技能実習日誌は、技能実習が終了してから1年間保管する
  11. 3-4. 技能実習日誌の作成方法
  12. 4.まとめ
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技能実習日誌とはどんなものでしょうか?

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技能実習生がその日にどんな業務を行い、どんな指導を受けたか、という内容を記入するものです。

1.技能実習生の日誌とは、なぜ必要か

技能実習生の日誌とは、正式には「技能実習日誌」と呼ばれています。技能実習日誌には、技能実習生がどの日にどんな業務を行い、どんな指導を受けたか、という内容を毎日記入します。

技能実習生を受け入れている企業は、日常的な業務に加えて技能実習生に対する指導も行わなければならないため、技能実習日誌の記入が負担に感じるかもしれません。

しかし、監理団体や外国人技能実習機構が技能実習生の業務内容を確認できるようにするために、技能実習日誌は毎日記入する必要があります。

技能実習生が行う業務は「必須業務」「関連業務」「周辺業務」の3種類があり、必須業務の割合は業務全体の50%以上にすることが義務づけられています。各業務の配分例としては、必須業務が50%、関連業務が30%、周辺業務が20%となります。

監理団体などは、技能実習生が行う3種類の業務を定められた割合通りに行っているかどうかを、技能実習日誌でチェックできます。

技能実習を確実に行っていることを示すためにも、技能実習日誌の記入は毎日行う必要があるのです。

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技能実習日誌にはどんなことを記入すればいいのでしょうか?

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技能実習生が行った業務や技能実習生に指導した内容を記入します。そのほか、日付と指導者の氏名も忘れずに記入しましょう。

2.日誌に記入する内容

技能実習日誌を見てみると、左側から順に下記の項目が並んでいます。

  • 日付
  • 技能実習生に従事させた業務
  • 技能実習生に対する指導の内容
  • 指導者の氏名

技能実習日誌には上記の項目を記入します。

2-1.日付

日付の欄には、月・日・曜日を「4/1(月)」というように記入します。

2-2.技能実習生に従事させた業務

「技能実習生に従事させた業務」の欄には、その日に行った業務の内容を記入します。

業務の内容は技能実習の種類によって異なります。例えば、技能実習の種類が農業である場合、記入する内容は「収穫作業」、介護の場合は「身じたくの介護」となります。

また、技能実習生に従事させた業務の欄には、業務内容のほかに、業務の種類を意味する数字を記入します。記入例としては「身じたくの介護 1」となります。

この数字は「技能実習計画」という書類の「技能実習の内容」に記載されています。この数字を見ると「必須業務」「関連業務」「周辺業務」のどれであるかが一目でわかります。

例をあげると、必須業務は「1」または「2」、関連業務は「3」、周辺業務は「4」となります。介護の場合、身体介護の業務は「1」、安全衛生業務は「2」、掃除・洗濯・調理に関する業務は「3」、「お知らせなどの掲示物の管理」は「4」に分類されます。

必須業務の割合は、全体の業務のうち50%以上にしなければならないことを説明しましたが、技能実習日誌を見ると、必須業務の割合が50%以上になっているかどうかを簡単に確認できます。

2-3.技能実習生に対する指導の内容

技能実習生に対する指導の内容の欄には、技能実習生に対して指導した内容を記載します。

技能実習で介護の業務を行っている場合の記載例をあげると「運動機能が低下している人に対する介助の注意点を指導」となります。

技能実習生に対する指導の内容は、簡潔に記載することがポイントです。

2-4.指導者の氏名

指導者の氏名の欄には、技能実習生に対して指導した人の名前を記入します。



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技能実習日誌を記入するときの注意点はどんなことでしょうか?

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技能実習の区分が異なる場合は、別々の日誌に分けて記入することなどがあります。くわしい内容について説明しますね。

3.注意点と作成方法

技能実習日誌の作成や保管に関する注意点は下記の通りです。

  • 日誌は実習を実施する機関が作成する
  • 技能実習の区分などが異なる場合は、分けて作成する
  • 技能実習日誌は、技能実習が終了してから1年間保管する

それぞれについて説明します。

3-1.日誌は実習を実施する機関が作成する

技能実習日誌は、実習を実施する機関が作成します。

一見すると、技能実習日誌は実習生が作成するもののようにも感じられますが、実習生が作成する必要はありません。

3-2.技能実習の状況によっては、分けて作成する

技能実習日誌は、技能実習の状況によっては別々の用紙に分けて作成します。

技能実習日誌を分けて作成する必要がある場合は、下記の通りとなります。


  • 異なる区分の技能実習生を受け入れている場合
  • 技能実習生によって技能実習の期間が異なる場合
  • 技能実習生によって行う業務が異なる場合
  • それぞれについて簡単に説明します。


    • 異なる区分の技能実習生を受け入れている場合
    • 例えば、技能実習1号の実習生と、技能実習2号の実習生を受け入れている場合は、それぞれの技能実習の区分ごとに技能実習日誌を作成します。


    • 技能実習生によって技能実習の期間が異なる場合
    • 複数の技能実習生を受け入れている場合、技能実習生によって技能実習の期間が異なる場合があります。

      そのようなケースでは、技能実習日誌を分けて作成します。


    • 技能実習生によって行う業務が異なる場合
    • 技能実習生によって行う業務が異なる場合も、技能実習日誌を分けて作成する必要があります。

      なお、複数の技能実習生を受け入れていても、技能実習の区分、技能実習の期間、技能実習中に行う業務が同じ場合は、1枚の技能実習日誌に記入しても差し支えありません。

    3-3.技能実習日誌は、技能実習が終了してから1年間保管する

    技能実習日誌は、技能実習が終了してから1年間保管しておきます。

    技能実習日誌を保管しておく理由は、技能実習中に何らかのトラブルが発生していたとみられる場合、トラブルが発生していたかどうかを調べるための資料になるためです。

    毎日欠かさず技能実習日誌を記入して、技能実習終了後1年間保管しておく、というように日頃から業務管理を確実に実施している企業ほど、技能実習中にトラブルが発生しにくいことが多いです。

    逆に、技能実習日誌の記入、保管に関するルールを守っていない状況であるほど、何らかのトラブルが発生していることがあります。

    技能実習中にトラブルが起きていないことを示すためにも、技能実習が終了してから1年間は技能実習日誌を保管しておきましょう。

    3-4.技能実習日誌の作成方法

    技能実習日誌を作成する場合は、先述した通り「日付」「技能実習生に従事させた業務」「技能実習生に対する指導の内容」「指導者の氏名」を記入します。

    そのほか、技能実習に関連する書類として「認定計画の履行状況に係る管理簿」があります。この書類は毎月1回記入するもので、技能実習の進捗状況や技能実習生の技能・技術・知識の習得状況などを記載します。

    4.まとめ

    技能実習日誌には、技能実習生がどの日にどんな業務を行ったか、どんな指導を受けたか、という内容を記入するものです。

    技能実習日誌を記入することで、監理団体や外国人技能実習機構が技能実習の状況を確認できます。

    技能実習日誌は、実習を実施する機関が作成します。また、技能実習生の区分が異なる場合や、技能実習生によって実習期間が異なる場合などは、技能実習生の区分や実習期間に応じて日誌を別々に作成します。

    また、技能実習日誌は1年間保管が必要です。

    技能実習日誌の記入はさほど難しいものではありません。記入を忘れないためにも、毎日記入する習慣をつけるようにしましょう。



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