制度、生活、トラブル。海外人材活用で多く寄せられる疑問の解決方法とは
2022.02.03
近年は、少子高齢化に伴って人材不足を懸念する企業が増加しています。人材不足におけるソリューションの一つとして、外国人の採用をスタートする企業も多く見受けられるようになりました。しかし、実際に海外人材を活用するにあたって、制度や生活・文化、トラブルなど、採用担当者が困難に直面するケースは数多く存在します。そこで本記事では、海外人材を活用しようとしている企業に向けて、海外人材活用に関する様々なお悩みを紹介します。この記事を読むことで、実際に起こり得る事例を理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
CONTENTS
- 1.海外人材活用に関する様々なお悩み
- 1-a.実際のお悩み事例①―制度についてー
- 1-b.実際のお悩み事例②―生活・文化についてー
- 1-c.実際のお悩み事例③―トラブルについてー
- 2.解決方法
- 2-a.おすすめ:GMSサイト
- 3.まとめ
1.海外人材活用に関する様々なお悩み
海外人材を採用するにあたって、採用の準備から実際に勤務をスタートするまで、採用担当者は数多くの困難に直面することが予想されます。事前にどのようなトラブルが起き得るか理解しておくことで、リスク対策を行えるので、ここではお悩み事例について確認していきましょう。
1-a.実際のお悩み事例①―制度についてー
在留資格変更許可申請を行なったものの、不許可になってしまったケースが見られます。在留資格変更許可申請とは、在留理由に何らかの変更があった際に、在留資格を変更するための申請のことです。
例えば、留学目的で在留していた学生が就労できるビザに切り替えるときなどに申請を行う必要があります。
この在留資格変更許可申請が不許可になる理由として、在留状況に問題がある可能性が挙げられるでしょう。
申請が不許可になった場合は、通知書が届くので、詳細を確認してください。また、通知書の記載内容で十分理解できない場合は、管轄の入管に問い合わせすることが可能です。
1-b.実際のお悩み事例②―生活・文化についてー
外国人を初めて採用する企業の中には、外国人の身元確認書類として何が適用されるかわからない企業も存在します。身元確認書類は安心して生活を送るために極めて重要な役割を担うため、事前に確認しておくことが大切です。
一般的に外国人の身元確認書類として認められているのは、在留カードやパスポート、勤務(在籍/在職)証明書、在学証明書、収入証明書、就労資格証明書、資格外活動許可書、雇用保険被保険者証、年金手帳になります。
身分証明書の中には、あまり馴染みのない外国人特有のものもありますので、どのような証明書であるかを確認しておきましょう。
1-c.実際のお悩み事例③―トラブルについてー
自社が雇用している技能実習生が不当な契約を結ばされているケースも見受けられます。日本語を完全に理解できていない状態であるため、契約関係のトラブルには注意が必要です。
例えば、訪問販売などで知らずに高額の商品を購入してしまった事例が挙げられます。このような場合はクーリングオフで対応し、何かを契約する時は会社に相談するように教育しましょう。
また、自社の技能実習生がこのようなトラブルに遭っていないか、普段からしっかりとコミュニケーションをとってサポートしてあげることが大切です。
2.解決方法
海外人材を採用するにあたって生じた悩みを解決するにはどうすればいいのでしょうか?このような悩みを解決する方法はいくつか存在します。
例えば、インターネットで情報を収集したり、行政書士などの専門家に確認したりする方法が挙げられるでしょう。
しかし、特にインターネットを利用する際は、複数のサイトを比較して、情報の真偽を確認する必要があります。また、よくある質問以外の回答がなく、自社で実際起きた事例に対する悩みを解決する手法を探し出せないことも珍しくありません。
実際に起きたトラブルに対応するために、具体的な情報を集めるにはどうすればいいのでしょうか。
2-a.おすすめ:GMSサイト
具体的な情報を効率的に集めたい方には、「GMSサイト」を確認することをおすすめします。GMSサイトとは、株式会社キャムテックが運営している情報サイトです。
具体的な企業の悩みなどをたくさん掲載しているため、自社にあった事例を探しやすい点が特徴に挙げられます。また、人事労務実績の長い会社が運営しているサイトなので信頼度が高く、必要に応じて相談することも可能です。
サービスの詳細に関しては、以下のページをご確認ください。
https://gms.ca-m.co.jp/
3.まとめ
今回の記事では、海外人材を活用しようとしている企業に向けて、海外人材活用に関する様々なお悩みを紹介しました。採用活動から採用後のサポートに至るまで、様々な悩みやトラブルが生じるため、特に外国人の採用に慣れていない企業にとっては困難に感じる場面が多くあります。そのような状況を回避するためにも、事前に起こり得るトラブルについて理解を深めて、サポート体制を整えることが大切です。また、海外人材マネジメントサービスなども有効活用することをおすすめします。
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