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外国人の「ビジネス日本語」能力を測るなら「BJT」がオススメ!

教育/育成

2021.09.14

昨今、日本の企業では社内公用語を英語にする動きがありますが、それでも日本語は大事です。日本企業が外国人を雇用するとき、評価基準の1つとして日本語能力を見る人事担当もいるでしょう。そこで、その目安になるのが、BJT(ビジネス日本語能力テスト)のスコアです。

BJTとは?

BJTとはBusiness Japanese Proficiency Testの略で、ビジネス日本語の能力を測る検定です。「お世話になっております」「お疲れさまです」「よろしくお願いいたします」など、日本の職場ならではの言葉遣いやコミュニケーション方法がありますが、BJTはこのような日本語に特化した試験であるため、日本企業が外国人を採用する際、参考にしやすい資格と言えます。

BJTは、法務省などで日本語能力の証明基準として認められており、外国人が日本で就職活動をする際、自分の日本語能力を示す証拠としても用いられています。例えば、BJTのスコアは次のように活用することができます。


  • 「在留資格認定証明書交付申請」に日本語能力の証明としてBJTスコアを明記できます (300点以上でJLPT〔※〕のN5以上)
  • 「留学生の就職支援に係る『特定活動』の要件(本邦大学卒業者)」に認定されています (480点以上でJLPTのN1と同等)
  • 「高度人材ポイント制」において、BJTスコア480点以上で15ポイント(JLPTのN1と同等)、400点以上で10ポイント(JLPTのN2と同等)が付与されます

JLPT=日本語能力試験(詳細は下記)



BJTのレベルは、J5~J1+の6段階のレベルと0~800点のスコアで評価されます。J1+が最も高いレベルで、J5は初心者レベル。各レベルとスコアの詳細は下記の通りです。


  • J1+(レベル高) スコア600点~800点
  • どのようなビジネスシーンでも日本語による十分なコミュニケーションが可能。

  • J1 スコア530点~599点
  • 幅広いビジネスシーンで日本語による適切なコミュニケーションを取ることが可能。

  • J2 スコア420点~529点
  • 限られたビジネスシーンで日本語による適切なコミュニケーションを取ることが可能。

  • J3 スコア320点~419点
  • 限られたビジネスシーンで日本語による、ある程度のコミュニケーションを取ることが可能。

  • J4 スコア200点~319点
  • 限られたビジネスシーンで日本語による最低限のコミュニケーションを取ることが可能。

  • J5(レベル低) スコア0点~199点
  • 日本語によるビジネス・コミュニケーションをほとんど取ることができない。

日本語能力試験との違い

ほかの日本語試験には「日本語能力試験」があります。英語ではJapanese-Language Proficiency Testと表記され、「JLPT」に省略されますが、最も広く知られている外国人向けの日本語能力試験です。このテストはビジネスシーンに限定せず、一般的な日本語能力を測ることが特徴。具体的には、日本語の言語知識と読解・聴解という言語運用能力を見ます。レベルはN1~N5まで5段階で評価されます。

このように、JLPTは一般的な日本語能力を評価するのに対して、BJTはビジネスシーンに特化した日本語能力を測るという違いがあります。それぞれ目的が異なるため、受験者自身のレベルや状況に合わせてテストを選ぶといいかもしれませんが、BJTは日本の会社や団体で働きたい外国人はもちろん、基礎的な日本語をマスターした人の次の目標としてもオススメです。

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