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留学生・元留学生に聞いた、就職活動の日本語に関する苦労とは

2022

2022.11.24

「就職活動での日本語」の苦労

株式会社ASIA Linkは、外国人留学生を対象に、日本での就職活動における日本語の苦労について調査し、2022年11月22日に結果を発表しました。

調査は日本で就職活動をしている外国人留学生、日本で就労中、または経験がある元外国人留学生193名の回答をまとめています。

「書く・話す」の難易度が高い

就職活動で日本語力に関する苦労を聞いたところ「履歴書やエントリーシートを書く」が54%、「面接で伝えたいことを話す」が45%、「SPIなどの適性検査」42%などが上位に上げられています。

企業側に求める日本語面でのサポートは「入社後の伸びも見込んで判断してほしい」が33%、「適性検査を多言語可能にしてほしい」が28%です。就職活動が卒業の1年前から始まる日本において、留学生は企業が求める日本語レベルに達していない可能性があることを指摘しています。

就労経験者と未経験者の意見

就労経験のない留学生に就労で苦労しそうな日本語を聞いたところ「敬語」が49%、「仕事の専門用語」42%、実際の経験者が苦労している日本語は「敬語」「専門用語」「電話」がそれぞれ40%でした。

また経験者にとって大事な日本語は「意見・考えを話す」「聞き取り」がともに47%、日本企業側の配慮について聞いたところ、「分からないときは丁寧に教えてくれた」55%、「分かりやすく・ゆっくり話してくれた」35%でした。

就職活動中の留学生へのアドバイスは「日本人の友人をたくさん作り交流すること」が61%です。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社ASIA Linkのプレスリリースhttps://www.asialink.jp/news/news-1197/

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