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腹をえぐるようなプライベートの質問で良い実習生を見抜け!面接のポイント3つ

腹をえぐるようなプライベートの質問で良い実習生を見抜け!面接のポイント3つ

企業が「技能実習生を採用したい」と思ったら、監理団体や現地の送り出し機関と一緒に候補者を選びますが、最後の面接で採用側は候補者のどこを見るべきなのでしょうか?

1. 日本語レベルはどれくらい?

職種や作業内容によって求められる言語レベルは異なりますが、日本語の能力は高いに越したことはありません。多くの技能実習生は半年程度、日本語を学んだだけで来日するため、日常会話も上手にできませんが、そんな実習生の日本語能力を判断するためには、日本語能力試験(JLPT)の認定基準を参照しましょう。単純作業だけならばN4でも対応可能ですが、N3以上があるとより安心です。


N1 レベル高(多岐に渡る会話に加え、さまざまな内容の文章を読むことが可能)
N2 新聞等で使われる日本語を理解(自然に近いスピードの長い会話を理解可能)
N3 日常的な日本語をある程度理解(こちらの指示が理解可能)
N4 基本的な日本語を理解(ギリギリこちらの指示が理解可能)
N5 レベル低(ゆっくりと話された短文であれば、必要な情報を聞き取り可能)

2. 性格と態度

日本語能力や学力だけでなく、素直さや(言語以外の)コミュニケーション能力、他人の話を聞く姿勢があるかどうかも重要です。聞く力が高い人は、日本語力の上達も見込めるでしょう。現場に配属された場合でも、周りの日本人とうまくコミュニケーションを図ることが期待できます。

言語の壁があるため、面接では候補者の人となりを見ることが難しいかもしれませんが、「素直さ」「明るさ」「真面目さ」など、その人自身から自然と溢れる人柄をしっかり見るようにしましょう。そのためには、以下のような質問が役に立ちます。

  • 日本で学びたいことは?
  • なぜ日本を選びましたか?
  • この分野に興味を持った理由は?
  • 日本での実習を終えたら、母国で何をしたいですか?

3. プライベートに関すること

上記の質問については、おそらく候補者は何度も練習しているでしょう。そのため、話し方から「真面目かどうか」「積極的か否か」などはある程度推測できても、答えを鵜呑みにするのは危険です。

そこで、思い切ってプライベートな質問をしてみましょう。技能実習生の出身国の多くは家族の結びつきが強いので、家族構成や家での過ごし方を聞くことで、素顔がわかるかもしれません。また、「今まで何に打ち込んできたか?」「日本に行ったらどこに行ってみたい?」などの質問を織り込むことで、勤勉さや日本への関心度を知ることもできます。

このような方法で、面接では候補者の日本語能力だけでなく、性格や態度も見ることができれば、実習生の採用はうまく行くはずです。

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