初めての(外国人材)どう向き合ったらいいの?
【外国人雇用問題】byキャムテックエデュックアカデミー
生活関連
2023.10.27
皆さん、こんにちは。
キャムコムグループ、取材班です。
中編に引き続き…
これから外国人雇用を予定している人(※もちろん、そうでない人も!)の
キャムテックエデュックアカデミーに初潜入(中編)では
【外国人実習生の生活に密着!母国の味とは?】について取材しました↓↓↓
今回は、実習生の皆さんの暮らしに密着してみたいと思います。
今回は、キャムテックエデュックアカデミー(以下、CEA)で働く講師の田熊先生に取材を行いました。
※日本語教師である田熊先生ご自身の単独インタビューはこちらからお楽しみください。
取材班)
実際、日本語レベルが低い実習生もいますよね?
受け入れ企業としては不安に感じるところだと思います。
田熊先生)
そうですね。
来日前にも日本語研修を受けてきますが、やはり一定数そういう実習生はいます。
レベルが低い実習生への対応としては、取り出し授業を行い、講師と1対1で勉強することもあります。
中には数日で驚異的なレベルアップをした実習生もいますよ!
ただ、どのような実習生に対しても、研修期間の1か月で“働くための最低限のスキル獲得”のための指導、教育に務めています。
取材班)
最低限のスキルって、例えばどんなことですか?
田熊先生)
企業様からの要望だと、会社・アパートの住所を日本語で書けるようになってほしいといったことがあります。
私たちも緊急事態に備え、自身の身を守るためにも、個人情報を日本語で読み書き、説明できるスキルは必要だと思っています。
ほか、一般的な社会人としてのスキルに関する要望では「会社で指示を受けた時に、どのような流れで作業すればよいか?」理解できない時は、相手に聞き返す習慣をつける、聞き方をマスターするなど、言葉がうまく伝わらないからといって、そのままにするのではなく、わかった状態で業務に取り組んでもらいたい、といったことがあります。
取材班)
確かに、危険を伴う作業もあるでしょうから、受け入れ側としてはとても気になる部分ですね。
田熊先生)
そうなんです!
企業様としても外国人雇用がリスクになっては元も子もないので、これらは授業内で何度も練習させ、頭で理解するのではなく、体でも覚えるよう特訓しています。
配属前には最終テストを行い、理解、マスターしているか確認するようにしていますね。
実習生に対しては外国人だから、ということに甘んじず、一社会人として相応しい振る舞いや言動を身に付けさせることが、私たちの使命だと思っています。
もちろん、企業様からのご希望があれば授業内容に反映させ、柔軟に対応することも可能です。
取材班)
研修施設と聞いて、なんとなく日本語の勉強が主かと思っていたのですが、我々が思っていた以上に、企業側の目線で研修が行われているんですね!
ちなみに、先生方は日本語話者だと思うのですが、細かなニュアンスはどうやって伝えられているのでしょう?
田熊先生)
ベトナム、インドネシアの通訳者が常駐しています。
また、日本語講師も様々なバックグラウンドを持っていますので、ただ日本語を教えるのではなく、指導スタイルや個性も幅広いのが特徴です。
それぞれの強みを活かして、実習生へ教育しています。
食堂の調理員の方が声掛けをしていたり、外部講師を呼んで授業を行ったりすることもありますよ。
取材班)
そもそも、日本語(言葉)が通じないと感じた時、私たちはどうしたらよいでしょう?
何かアドバイスがほしいです
田熊先生)
ここは日本ですから!どんどん日本語で話しましょう(笑)
実習生の知らない言葉が出てきた時、私はできるだけ日本語で説明するように心がけています。
だって、仕事中にわからない日本語が出てきた時、携帯電話や辞書がいつも手元にあるとは限らないじゃないですか?
要するに、日本語を日本語で理解することの癖付けですね!
とはいえ、業務上、正しく理解しておいてもらわないと困ることもあると思います。
その際は、簡単な英語に言い換えたり、実物がない場合は画像検索をかけるなどして視覚的に理解してもらえるようしたりしています。
それでも実習生がわからない時には、携帯電話や辞書で調べてもらうという流れです。
先ほどもお話しましたが、私たちは責任を持って実習生を企業様へ送り出せる状態にするのが仕事ですから、大切な授業・内容の場合は理解に相違がないように通訳を介してもらいます。
例えば、法的保護講習は必ず通訳が付きますね。 他にもグループ会社(社内)が開発している、現場作業の動画や入社前後の教育動画を母国語で説明できるサービスである前トレや生活ルール、文化を学べるトレナビなどの外国人向け字幕付き学習ツールを使って、オリエンテーションや授業を展開することも多いです。
取材班)
なるほど。
もう少し、授業内容について聞いてみたいです!
田熊先生)
キャムテックオリジナル授業としては、救急救命講習、防災講習、KAJI授業(日本などで、生活していくうえで必要な勉強があります
例えばATMの使い方、食事のマナー、電車の乗り方などはもちろんのこと、買い物・散歩の授業では、近くに海があるので皆で散歩に行き、その道中で見つけた標識や気になる日本語を後の授業で発表し、日本語の学習につなげたり、道中にある神社でお参りして日本文化、しきたりを学んでいたりします。
ここ大阪センターには、実際に赤十字で救急救命の講習を受け免許を取得したスタッフや防災講習を受講し資格を取得したスタッフも在籍しており、より現場のリアルに近いレクチャーを行っています。
授業は文法や漢字などの真面目な授業から、歌の歌詞を使用した授業、かるたや日本文化の動画を見ながら楽しく学ぶスタイル等、幅広い授業スタイルを提供しています。
ZOOMを使用して、成田センター実習生との交流や、取材班のお二方を交えた会話の授業をしたこともありましたね!
取材班)
日本語の勉強、社会人教育、いずれも手厚く研修されているんですね。
日本で仕事を始める実習生にとっても、受け入れ側の企業さんにとっても、心強いことでしょう。
田熊先生)
私たちは、どうしても自分たちと違う文化に触れる時、身構えてしまったり、受け入れ難い気持ちになったりします。
それは単に知らないからということもありますが、先入観による決めつけも多いと思います。
外国人は時間にルーズ、日本の礼儀を知らないと考える人も多いかと思いますが、実習生は研修センターに来る前に数か月厳しい訓練を受けて入国します。
そのため、日本人以上に礼儀正しく、まじめな実習生も多くいます。
日本人の中でもルールを守らない人、遅刻する人はいますから、外国人だからといってマイナスに捉えず、柔軟に受け入れていただきたいと思います。
私たちは実習生を送り出す側として、卒業までしか支援できません。
ただ、生活や就労にあたり、受け入れ側の企業の皆さんのフォローはグループ内のキャムテックのライフサポートが対応するなどして、全力でフォローしています。
ぜひ、安心して外国人材の活用を推進していただけたらと思います!
キャムテックエデュックアカデミー潜入取材全編お送りいたしました。
ご一読くださった皆さま、ありがとうございました(^^)/
(株)キャムテックの「海外人材マネジメントサービス(キャムテックGMSサービス)」は外国人材活用におけるあらゆる業務について相談、代行を請け負うもので「TECH」「JOB」「LIFE」「LEGAL」の4つのサービスを軸にしています。
外国人材の活用はすべてキャムテックGMSにお任せください!
詳細はこちらから
キャムコムグループ、取材班です。
中編に引き続き…
これから外国人雇用を予定している人(※もちろん、そうでない人も!)の
外国人材の皆さんと、どんなふうにコミュニケートしたらよいの?
に、前のめりでお答えしていこうと思います─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ)))))))))))))))))キャムテックエデュックアカデミーに初潜入(中編)では
【外国人実習生の生活に密着!母国の味とは?】について取材しました↓↓↓
今回は、実習生の皆さんの暮らしに密着してみたいと思います。
「外国人材、どう向き合ったらいいの?」について、聞いてみた!
取材班)今回は、キャムテックエデュックアカデミー(以下、CEA)で働く講師の田熊先生に取材を行いました。
※日本語教師である田熊先生ご自身の単独インタビューはこちらからお楽しみください。
取材班)
実際、日本語レベルが低い実習生もいますよね?
受け入れ企業としては不安に感じるところだと思います。
田熊先生)
そうですね。
来日前にも日本語研修を受けてきますが、やはり一定数そういう実習生はいます。
レベルが低い実習生への対応としては、取り出し授業を行い、講師と1対1で勉強することもあります。
中には数日で驚異的なレベルアップをした実習生もいますよ!
ただ、どのような実習生に対しても、研修期間の1か月で“働くための最低限のスキル獲得”のための指導、教育に務めています。
取材班)
最低限のスキルって、例えばどんなことですか?
田熊先生)
企業様からの要望だと、会社・アパートの住所を日本語で書けるようになってほしいといったことがあります。
私たちも緊急事態に備え、自身の身を守るためにも、個人情報を日本語で読み書き、説明できるスキルは必要だと思っています。
ほか、一般的な社会人としてのスキルに関する要望では「会社で指示を受けた時に、どのような流れで作業すればよいか?」理解できない時は、相手に聞き返す習慣をつける、聞き方をマスターするなど、言葉がうまく伝わらないからといって、そのままにするのではなく、わかった状態で業務に取り組んでもらいたい、といったことがあります。
取材班)
確かに、危険を伴う作業もあるでしょうから、受け入れ側としてはとても気になる部分ですね。
田熊先生)
そうなんです!
企業様としても外国人雇用がリスクになっては元も子もないので、これらは授業内で何度も練習させ、頭で理解するのではなく、体でも覚えるよう特訓しています。
配属前には最終テストを行い、理解、マスターしているか確認するようにしていますね。
実習生に対しては外国人だから、ということに甘んじず、一社会人として相応しい振る舞いや言動を身に付けさせることが、私たちの使命だと思っています。
もちろん、企業様からのご希望があれば授業内容に反映させ、柔軟に対応することも可能です。
取材班)
研修施設と聞いて、なんとなく日本語の勉強が主かと思っていたのですが、我々が思っていた以上に、企業側の目線で研修が行われているんですね!
ちなみに、先生方は日本語話者だと思うのですが、細かなニュアンスはどうやって伝えられているのでしょう?
田熊先生)
ベトナム、インドネシアの通訳者が常駐しています。
また、日本語講師も様々なバックグラウンドを持っていますので、ただ日本語を教えるのではなく、指導スタイルや個性も幅広いのが特徴です。
それぞれの強みを活かして、実習生へ教育しています。
食堂の調理員の方が声掛けをしていたり、外部講師を呼んで授業を行ったりすることもありますよ。
取材班)
そもそも、日本語(言葉)が通じないと感じた時、私たちはどうしたらよいでしょう?
何かアドバイスがほしいです
田熊先生)
ここは日本ですから!どんどん日本語で話しましょう(笑)
実習生の知らない言葉が出てきた時、私はできるだけ日本語で説明するように心がけています。
だって、仕事中にわからない日本語が出てきた時、携帯電話や辞書がいつも手元にあるとは限らないじゃないですか?
要するに、日本語を日本語で理解することの癖付けですね!
とはいえ、業務上、正しく理解しておいてもらわないと困ることもあると思います。
その際は、簡単な英語に言い換えたり、実物がない場合は画像検索をかけるなどして視覚的に理解してもらえるようしたりしています。
それでも実習生がわからない時には、携帯電話や辞書で調べてもらうという流れです。
先ほどもお話しましたが、私たちは責任を持って実習生を企業様へ送り出せる状態にするのが仕事ですから、大切な授業・内容の場合は理解に相違がないように通訳を介してもらいます。
例えば、法的保護講習は必ず通訳が付きますね。 他にもグループ会社(社内)が開発している、現場作業の動画や入社前後の教育動画を母国語で説明できるサービスである前トレや生活ルール、文化を学べるトレナビなどの外国人向け字幕付き学習ツールを使って、オリエンテーションや授業を展開することも多いです。
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なるほど。
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田熊先生)
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授業は文法や漢字などの真面目な授業から、歌の歌詞を使用した授業、かるたや日本文化の動画を見ながら楽しく学ぶスタイル等、幅広い授業スタイルを提供しています。
ZOOMを使用して、成田センター実習生との交流や、取材班のお二方を交えた会話の授業をしたこともありましたね!
取材班)
日本語の勉強、社会人教育、いずれも手厚く研修されているんですね。
日本で仕事を始める実習生にとっても、受け入れ側の企業さんにとっても、心強いことでしょう。
最後に、これから外国人雇用に取り組む企業様に一言、お願いします!
田熊先生)
私たちは、どうしても自分たちと違う文化に触れる時、身構えてしまったり、受け入れ難い気持ちになったりします。
それは単に知らないからということもありますが、先入観による決めつけも多いと思います。
外国人は時間にルーズ、日本の礼儀を知らないと考える人も多いかと思いますが、実習生は研修センターに来る前に数か月厳しい訓練を受けて入国します。
そのため、日本人以上に礼儀正しく、まじめな実習生も多くいます。
日本人の中でもルールを守らない人、遅刻する人はいますから、外国人だからといってマイナスに捉えず、柔軟に受け入れていただきたいと思います。
私たちは実習生を送り出す側として、卒業までしか支援できません。
ただ、生活や就労にあたり、受け入れ側の企業の皆さんのフォローはグループ内のキャムテックのライフサポートが対応するなどして、全力でフォローしています。
ぜひ、安心して外国人材の活用を推進していただけたらと思います!
キャムテックエデュックアカデミー潜入取材全編お送りいたしました。
ご一読くださった皆さま、ありがとうございました(^^)/
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