全国人材支援連合会が「海外人材採用に関する分野別調査」を実施
2022.01.05

想定する海外人材の雇用形態、「正社員で採用」が最多
一般社団法人全国人材支援連合会が、一般財団法人 JAPAN LEADING EDGE FOUNDATIONとともに、特定技能14業種(産業分野)の介護、宿泊、外食業の採用担当を対象に、「海外人材採用に関する分野別調査(介護業/宿泊業/外食業)」を実施、その結果を12月27日に発表している。
同調査において、『海外人材の状況について当てはまるものを選んでください』と質問したところ、「採用する予定がある」との回答が最も多く53.7%で、「既に採用している」が23.0%、「検討している」が16.9%などと続いた。また、『海外人材を採用する際に想定している雇用形態は何ですか?すでに採用している方は現在の雇用形態をお選びください』との質問では、「正社員で採用する予定」という回答が最も多く、40.5%となっていることがわかった。
『海外人材をどのようなルートで採用していますか?またはする予定ですか?』と聞くと、「ハローワーク」との回答が1番多く62.2%で、次いで「就職・採用イベント」が60.2%、「人材紹介会社からの仲介」が58.5%などとなっている。
介護業で採用する際に期待、「長期の定着」が70.0%
『海外人材を採用する際に期待することは何ですか?』という質問をしたところ、介護業の採用担当では「長期(3年以上)の定着」との回答が最多の70.0%、外食業の採用担当では「日本語力の高さ」が最多で65.2%、宿泊業の採用担当では「顧客対応力・接客マインドの高さ」が63.6%となった。
一方で『海外人材を採用する際に不安なことは何ですか?』と聞くと、介護業の採用担当では「日本語力」との回答が最多の60.7%、外食業の採用担当でも「日本語力」が最多で57.4%、宿泊業の採用担当では「早期(1年以内)の退職・転職」が56.5%という結果が得られている。
また、『海外人材を採用する際に、特に採用したいと考えている国籍はどこですか?』との質問では、介護業の採用担当では「ベトナム」との回答が最多の55.9%、外食業の採用担当でも「ベトナム」が最多で47.7%、宿泊業の採用担当では「中国」が41.4%となった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
一般社団法人全国人材支援連合会http://jinzai-japan.link/
一般社団法人全国人材支援連合会のプレスリリース(PR TIMES)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000080220.html
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