特定技能在留外国人数、約3.8万人に
2021.12.19

前年同月比で約3万人の増加
出入国在留管理庁はこのほど、特定技能在留外国人数の速報値データを更新し、公表を開始しました。四半期ごとに公開されており、今回は2021年9月末時点の数値となります。なお現在、特定技能2号外国人の在留はないため、値は全て特定技能1号の対象者です。
今回の特定技能在留外国人総数は38,337人でした。前年同月は8,769人であったため、これに比較すると29,568人の増加になっています。
国籍・地域別で最も多いのはベトナムの23,972人で、全体の62.5%を占めています。次いで多いのがフィリピンの3,591人(9.4%)、3位が中国の3,194人(8.3%)、4位にインドネシアの3,061人(8.0%)、5位がミャンマーで1,733人(4.5%)となっています。
産業分野別では外食業が大幅減
産業分野別にみると、飲食料品製造業が13,826人で最も多く、全体の36.1%となっています。次いで多いのは農業の5,040人で13.1%、3位が介護の3,947人で10.3%でした。
トップ2は前年同月と変わらず、シェアも同程度ですが、3位は外食業から介護へと変化しています。前年同月に9.8%と約1割を占めた外食業が今回は1,749人の4.6%、産業別で7位にダウン、一方で介護は前年同月の343人(約3.9%)から大幅に伸びていました。
4位は建設で3,745人(9.8%)となり、前年同月の642人(7.3%)から増加傾向です。5位は産業機械製造業の3,180人(8.3%)でした。
(画像は出入国在留管理庁公開資料より)
外部リンク
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