海外人材Times

外国人労働者の雇用・採用WEBメディア

検索
海外人材Times

日本は美男美女だらけ!
インドネシア人留学生アプリリアのニッポン見聞録Vol.40

生活関連

2025.09.10

私、伊能あやめは、日本で働きたいと願うひとりでも多くの海外の方に、負担のないクリーンな就職環境を提供できるよう日々、さまざまな業務にあたっている。今回は、我が事業部にやってきたインドネシア人留学生による見聞録をお届けしたい。

インドネシア人留学生アプリリアのニッポン見聞録
日本は美男美女だらけ!

エンリ ファウザン ハビビエさん と アプリリア ヌルマウリさん

 

〜前置き〜

弊社では、インドネシアの名門校であり最も歴史ある日本語教育機関でもある国立パジャジャラン大学日本語学科より、インターン生を受け入れることとなった。学生らは将来、日本での就職を希望している。一方で、企業が海外の優秀な大学生を新卒で採用するメリットは、将来有望なASEAN市場に精通した人材を早期に確保できる点にある。彼、彼女らは高い学習意欲と多言語対応力を持ち、日本文化への理解も深く、異文化環境にも柔軟に対応できるため、グローバル展開を目指す企業にとっては、コストパフォーマンスに優れた戦略的な人材となる。

また、弊社で新たに開発した外国人材採用プラットフォームMintoku messeでは、そうした優秀な新卒の外国人材を求人を出すだけで現地に出向かず採用できる。



Mintoku messeは、ベトナム・インドネシアを中心としたアジアのトップ大学と提携し、
企業と海外人材をつなぐ採用プラットフォームです。日本語力や専門性を備えた理系・文系の学生と、現地に行かずに出会える仕組みを構築。提携大学内での就職相談会やマッチングイベントをMintokuが代行し、企業は求人情報を提供するだけで優秀な人材の確保が可能です。さらに、採用後の住居手配や生活サポートも一貫して対応。
“採って終わり”ではなく、定着と活躍まで見据えたグローバル採用を実現します。



部署間を越え、既にSNSマーケティング部門にて即戦力として活躍中の2人。改めて、今日はアプリリア ヌルマウリさん(以下、アプリリアさん)の見聞録をお届けする。

 

日本人はイケメンと美女揃い!

「日本人は顔がきれいですねぇ」

昼休み、オフィスでアプリリアさんと2人でランチをしていると、外を眺めていた彼女がぼそっとつぶやいた。

「…え(笑)!?例えば、どのあたりが?」

独り言のようだったが、思わずツッコミをいれてしまった。街がきれいだとか埃っぽくないという話はベトナム人やタイ人社員からも聞いたことはあったが“顔がきれい”とは、これまたどういった感覚によるものなのだろうか。

「日本は街も、人も、です。道にゴミが落ちていません。ビルも電車もショップもきれいです。男性はイケメンがたくさんいます。女性は美人ですね。インドネシアと違うからびっくりしました」

アプリリアさんはちょっと恥ずかしそうに笑った。



「なるほど。容姿=見た目の話ね?」

「はい。通勤の駅でも、歩いてても、あと会社の人たちも!どの人も、顔がきれいです」

「あはは!そうか、そう見えるんだね。おもしろい視点。
たぶんね、日本人がきれいに見えるのは元々の顔立ちがきれいなんじゃなくて、“整える”ことにすごく意識があるからなんだよ」

「ととのえる……ですか?」

「そう。きれいにするということ。ヘアスタイル、メイク、服装。あと、姿勢やふるまいも含めて“きれいに見せる努力”をしている人が多いんだろうね。特にこういう都心には仕事で出てくる人が多いから、それがマナーみたいに思われてるところがあるかな。だから男性、女性に関係なく清潔にするとか…美しさに対する意識は高いと思うよ」



「そうですか。日本人は“整える”ですね。でも、やっぱり日本人とインドネシアは違う感じがします。
私、皆さんと同じみたいな服を着てるから今“整える”ですね?」

「そう、“整えている”ね」

「“整えている”ですが、日本人と同じになりません。見た目がきれいです。」

「ふむ。なんだかんだ言っても、世界を見渡せば日本は裕福なんだろうね。生活に余裕があれば、外見にも手がかけられる。時間もお金もね」

「インドネシアは生活が一生懸命です。きれいにすることは意識があまりありません。自分も人もです。
ところで、日本人がきれいを意識するのは、なぜですか?」



「えーっと、そうだねぇ……」

そう言われてみれば、あまりに日常的で深く考えたことがないテーマだ。なぜ、身なりをきれいにしようとするのか。異性に対する意識?自己満足?そう教わってきたから??

——すると、隣の席で私たちの話を聞いていたと思われる、たいすけさんが座談会に飛び入り参加してくれた。

相手のことを考えるというコト

「難しい質問だね。でも、良い質問とも言える。“きれいに見せる努力”は、自分に対する満足もあるはずなんだけど、1番は相手を不快にさせないということかな。さっき、マナーという話が出てたじゃない?」

たいすけさんはどうやら最初から私たちの会話を聞いていたようだ。



「特に仕事だと、髪がボサボサだったり、服がシワだらけだったりすると『身なりにも気を配れないような人に仕事は任せられない』って感じで、相手の信用を得られないわけだ。単純に、不衛生な人と接するのも嫌だしね。プライベートでも、自分だけなら少々不潔だろうと何でもいいけど、人に会う以上は不快感を与えないようにしたいよね。
それもこれも“相手のことを考えて行動する”という教育の一貫ではないかと思うよ」

「確かに!女性が化粧をするのは、もちろん自己満足の部分もあるけど『化粧もマナーのひとつですよ』って学んだな…」

「そうでしょう?最近じゃ男性も美肌じゃなきゃいけないから、ちょっと生きづらいところはあるけど(笑)。でも、そういうことも手伝ってイケメンが増えてるんじゃないかな?」

「私も働く前に、研修しました!服装、動きや言葉も学びました。ビジネスマナーです。
たぶん、日本人は人のこと考える癖がありますね」

「そうかも!それを周りの人に“気を遣う”と表現するよ。相手のことを考えて行動するって意味だね」

「“気を遣う”は良いですね。仕事で、チームプレーを学んでいますから“気を遣う”はしたいです!」

「アプリリアさんは素直だし、仕事も丁寧だし、ちゃんと周りの人に気を遣っていると思うよ。笑顔も素敵だしね。
そうそう。インドネシア人の社員のみんなも、物腰がやわらかくてきちんと仕事をしてくれているよ」

「先輩を見習って、日本語、もっと勉強します。仕事もがんばりたいです。将来は日本で働きたいですから!」

「それは良い心がけだね。もちろん外見を美しく整えることも大事だけど、会社には仕事をしに来てるんだから、やっぱり仕事内容で認めてもらえるのがいいね」

「はい!あ…でも、あやめさん。もしよかったら、今度メイク教えてください。私はムスリムなのでメイクしません。でも、最近肌荒れが気になっています…」

「OK!今度、化粧水を見に行きましょう」

こうして、美男美女による(笑)マナー講座は幕を閉じたのだった。


外国人採用に関するオンライン無料相談やってます!

  • 雇用が初めてなのですが、私たちの業務で採用ができますか?
  • 外国人雇用の際に通訳を用意する必要はありますか?
  • 採用する際に私たちの業務だとどのビザになりますか?
  • 外国人の採用で期待できる効果はなんですか?

上記に当てはまる企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

× 教えてタイムスくんバナー画像