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特定技能制度の緩和で、人手不足解決を急ぐ | N4レベルドライバーの単独乗務も検討

2025

2025.06.24

政府は深刻な人手不足に直面しているバス・タクシー業界において、外国人労働者の受け入れを進めるため、「特定技能」制度における日本語能力要件の緩和を検討している。
従来は日本語能力試験の中級レベル「N3」を求めていたが、今後は一段階やさしい「N4」レベルでも認める方針だ。ただし、N4レベルの場合は「日本語サポーター」と呼ばれるバス運転手OBやバス会社の事務員などが同乗することを義務づける。
バスとタクシーの特定技能での受け入れは2023年に閣議決定され、2024年4月末時点で評価試験に合格した外国人は253人(バス171人、タクシー82人)にのぼる。特定技能の在留資格を得て実際に運転しているのは、タクシーで3人、バスではまだいない。 運転技能や接客能力については、N3・N4いずれの取得者も同じ試験や研修を経ているため水準は同等とされており、国土交通省は、運転手不足の解消には外国人の活用が不可欠であり、制度の見直しを急ぐ必要があるとしている。 また、事故リスクの低い半島部や離島においては、N4レベルの外国人運転手による単独乗務も認める方向で調整が進められている。

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