ラオス人の国民性とは?特徴・性格から見るマネジメントの要点
2025.12.02
近年、人手不足の解消やグローバル化の推進を背景に、ラオス人材の採用に注目が集まっています。ラオス人は「穏やかで真面目」「協調性が高い」と言われ、日本人と価値観が近い側面も多いのが特徴です。
しかし、その一方で「ボーペンニャン(大丈夫)」という言葉に象徴される文化的な違いや、コミュニケーションの特性を理解しないまま採用を進め、現場でのミスマッチに悩むケースもあります。
本記事ではラオス人の性格的特徴を深掘りし、その特徴を活かす具体的なマネジメント手法から採用手続きまでを網羅的に解説します。
CONTENTS
- 1. なぜ今「ラオス人」の採用が注目されるのか?
- 2. ラオスの基本情報
- 3.ラオス人雇用の前に知るべき5つの国民性
- 4. ラオス人の特徴を活かす具体的なマネジメント手法
- 5. ラオス人採用で注意すべき文化的タブーとコミュニケーション
- 6. ラオス人雇用で知っておくべき在留資格と採用手続き
- 7. ラオス人雇用に関するよくある質問(FAQ)
- 8. まとめ:ラオス人の特性を理解して受け入れ体制を構築しよう
1. なぜ今「ラオス人」の採用が注目されるのか?
日本国内では、特に農業、外食業、介護などの分野で深刻な人手不足が続いています。この状況を受け、ラオス人の採用が注目を集めています。特に、ベトナムやフィリピンといった従来の主要な人材供給国では、経済成長とともに人件費が高騰し、採用競争も激化しています。そのため、ラオスが新たな労働力供給源として浮上しています。また、ラオス人の国民性が日本の職場文化と親和性が高いと評価されていることも、注目を集める要因となっています。
1.1 在日ラオス人の推移と就労状況
近年、在日ラオス人の数は増加傾向にあり、特に「技能実習」や「特定技能」の在留資格で就労する人材が増加しています。これらの在留資格で働くラオス人は、農業、外食業、介護、飲食料品製造など、多様な産業で活躍しています。法務省の在留外国人統計によると、ラオス人の在留者数は年々増加しており、特に若年層の就労希望者が多くなっています。
参考:【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表】 | 出入国在留管理庁
参考:特定技能在留外国人数の公表等 | 出入国在留管理庁
1.2 日本企業とラオス人材の親和性
ラオス人の国民性は、穏やかで真面目、協調性が高いことが特徴です。このため、規律やチームワークを重んじる日本の職場文化との相性が非常に良いとされています。特に、ラオス人は目上の人を敬う文化があり、集団の和を大切にする価値観が日本と共通しています。これにより、ラオス人が日本の職場で快適に働くことができ、長期的に安定した雇用を提供することができます。
1.3 採用上のメリット:健全な就労意識と低い失踪リスク
ラオス人材の採用にはいくつかのメリットがあります。まず、他の東南アジア諸国と比較して、ラオス人が背負う多額の借金が少ない点が挙げられます。例えば、ベトナムやフィリピンからの労働者は高額な渡航費用やブローカーへの支払いを求められることが多いですが、ラオスではそのようなケースが比較的少ないため、渡航費用の負担が軽減され、健全な就労意識を持つ人材が多いとされています。また、家族のために働くというモチベーションを持つラオス人が多く、失踪リスクが低い点もメリットです。

2. ラオスの基本情報
ラオスの基本的な地理、人口、宗教、そして経済状況を理解することは、ラオス人の性格や価値観を理解する上で不可欠です。特に、ラオスは内陸国であり、その地理的な条件や、国民の多くが信仰している上座部仏教の影響が、ラオス人の穏やかな性格に大きな影響を与えています。
2.1 地理、人口、宗教(上座部仏教)が国民性に与える影響
ラオスは東南アジアで唯一海を持たない内陸国で、タイ、ベトナム、中国、ミャンマー、カンボジアと国境を接しています。人口は約758万人で、東南アジアの他国と比較すると比較的小さい規模です。ラオスの主な民族はラオ族で、国民の6割以上が上座部仏教を信仰しています。
上座部仏教はラオス社会に深く根付いており、教義として「タンブン(徳を積む)」という考え方があります。この考え方は、現世での争いを好まない穏やかな国民性を育む基盤となっています。また、仏教の教えに従って、ラオス人は謙虚で控えめ、そして集団の和を大切にする傾向があります。これらの特性は、他の国の人々と協力し、調和を保ちながら働く上で大きな強みとなります。
2.2 ラオスの経済状況と労働市場
ラオスの経済は近年成長を続けており、特に鉱工業・エネルギー、農業、サービス業の分野で発展を見せています。サービス業がGDPの約36%、鉱工業とエネルギーが約32%、農業が約21%を占めています。人口ピラミッドは若年層が多く、特に教育に熱心な若者が多いことが特徴です。しかし、国内の産業発展が十分に追いついていないため、ラオスの若者たちはより良い収入や技術習得を求めて、海外での就労に関心を持っています。
このような背景から、ラオスは日本を含む海外への労働力供給が盛んな国となっています。日本の求人に対しては、多くの若者が応募しており、特に農業、外食業、介護などの分野での需要が高いです。
参考:ラオス基礎データ|外務省
2.3 日本との関係性
ラオスと日本は、1955年に国交を樹立して以来、良好な友好関係を築いてきました。日本はラオスにとって重要な援助国の一つであり、特にインフラ整備や教育支援などの分野で多大な貢献をしています。ラオス国民の親日的な感情も強く、日本との経済交流や人的交流が今後さらに進展することが期待されています。
日本におけるラオス人の雇用は、こうした外交的な背景や日本での信頼関係を土台にしています。ラオス人は日本で働くことに対して高いモチベーションを持ち、安定的に日本社会に貢献できる存在となっています。

3.ラオス人雇用の前に知るべき5つの国民性
ラオス人の雇用において、彼らの性格や価値観を正しく理解することは、企業とのミスマッチを防ぎ、円滑な労働環境を築くために非常に重要です。ラオス人には、日本人と似た点も多くありますが、文化や行動様式において異なる部分も存在します。ここでは、ラオス人の代表的な5つの性格的特徴と価値観を挙げ、その長所と日本のビジネス習慣との違いについて解説します。
3.1 穏やかで忍耐強い:仏教に根ざした「争いを好まない」気質
ラオスは上座部仏教が国民の生活に深く根付いており、この宗教の教えはラオス人の気質に大きな影響を与えています。上座部仏教の教義では、感情を抑え、他者との対立を避け、争いを好まないことが強調されています。このため、ラオス人は困難な状況や理不尽なことがあっても表立って不平不満を言うことは少なく、忍耐強く業務に取り組む傾向があります。
長所としては、業務がうまくいかない状況でも冷静に対応し、感情を荒げずに作業を続けられる点です。しかし、短所としては、問題が起きても表に出さず、内部で不満が積もることがあるため、早期に問題を認識し、対処することが求められます。
3.2 家族と集団を最優先:高い協調性と帰属意識
ラオス人にとって、家族は非常に重要な存在です。仕事選びやキャリアにおいても家族の意向が大きく影響します。例えば、昇進や転職などの決断をする際、家族の意見を最優先に考えることが一般的です。職場でも、個人よりも集団の和を重視し、チームとして協力して目標を達成しようとする意識が強いです。
長所として、チームプレーや協調性が求められる職場において非常に適応力が高い点が挙げられます。短所としては、個人の意思が集団に埋もれてしまい、自己主張が弱くなることがあるため、リーダーシップを発揮する際には適切なサポートが必要です。
3.3 真面目で勤勉:高い向上心と学習意欲
ラオス人は基本的に非常に真面目で実直な性格を持ち、与えられた仕事に対して丁寧に取り組みます。また、家族や自分の将来のために、新しい知識や技術を学びたいという強い意欲を持つ人が多く、特に若い世代は学習意欲が高いです。
長所としては、継続的に学び成長しようとする姿勢が、技術や知識の向上に繋がり、企業にとっても大きな資産となります。短所としては、真面目すぎて、時には柔軟な思考が不足することがあり、新しい挑戦に対して躊躇する場合があります。このため、個別のアプローチが必要となる場面もあります。
3.4 控えめで礼儀正しい:目上の人を敬う文化(日本人との類似点)
ラオスには年齢や地位を尊重する文化があり、目上の人や上司に対して非常に礼儀正しい態度で接します。ラオスの人々は自己主張を控えめにし、謙虚な姿勢を大切にします。この点は、日本の文化と非常に類似しており、ビジネスマナーや対人関係において共通点が多いと言えます。
長所としては、職場での上下関係を重んじ、礼儀正しく接するため、ビジネスマナーがしっかりしており、和やかな職場環境が作れます。短所としては、自己主張が控えめすぎて、意見を強く言うことが少ないため、問題点を指摘するのが難しいことがあります。この点については、フィードバックや指導をしっかりと行う必要があります。
3.5 「ボーペンニャン(問題ない)」の精神:楽観性とストレス耐性
ラオスには「ボーペンニャン」という言葉があり、直訳すると「問題ない」「気にしない」という意味です。この精神は、何事も楽観的に捉え、ストレスをあまり感じないという特徴を表しています。ラオス人は、物事を深刻に捉えすぎず、柔軟に対応することができるため、高いストレス耐性を持っています。
長所としては、プレッシャーやトラブルが発生した際でも冷静で落ち着いて対処できる点です。短所としては、納期や品質の管理において「ボーペンニャン」の精神が行き過ぎると、仕事に対する緊張感や厳密さが欠けることがあります。日本企業が求める精密な納期遵守や品質管理に対しては、注意が必要です。

4. ラオス人の特徴を活かす具体的なマネジメント手法
ラオス人の性格や価値観は、適切に活用すれば企業にとって大きな強みとなりますが、誤解やミスマッチが生じると問題に繋がることもあります。ここでは、現場の管理者が直面しやすい懸念点と、それを解決するための具体的なマネジメント手法を紹介します。
4.1 「家族」をキーワードにしたモチベーション管理術
ラオス人のモチベーションの源は「家族」にあります。家族への仕送りや生活向上を目的に働くラオス人が多いため、金銭的なインセンティブ(昇給や賞与)は非常に効果的です。また、定期的に感謝の言葉をかけ、「あなたのおかげで家族が喜んでいる」といったフィードバックを通じて、集団への貢献を実感させることが重要です。
4.2 プライドを尊重する「1対1」での指導・注意の行い方
ラオス人は他者の前で注意されることに抵抗感を持つため、フィードバックや指導は必ず個別に行うことが必要です。サンドイッチ法を使い、まず良い点を褒め、次に改善点を伝え、最後に期待を伝えることで、ラオス人のプライドを尊重した指導が可能になります。
4.3 「控えめ」な性格をフォローする報連相の仕組みづくり
ラオス人は控えめで自己主張が少ないため、報告・連絡・相談が滞ることがあります。これを防ぐためには、上司から積極的に声をかける「1on1ミーティング」を定期的に行い、何でも話せる環境を作ることが重要です。また、発言のハードルを下げる文化を作り、「質問することは良いことだ」といった認識を職場全体で共有することが求められます。
4.4 「ボーペンニャン」の特性を理解した納期・品質管理
ラオス人の楽観性や「ボーペンニャン」の精神が、納期や品質基準に対する認識に影響を与えることがあります。納期遵守や品質管理においては、タスク指示時に5W1Hを明確に伝え、「いつまでに」「どこまで」の具体的な指示を繰り返すことが有効です。中間報告を義務化し、進捗を確実に管理する体制を整えることが求められます。

5. ラオス人採用で注意すべき文化的タブーとコミュニケーション
ラオス人を採用する際、文化的な違いを理解しておくことが非常に重要です。無意識のうちに日本の慣習や習慣がラオス人にとって不快に思われたり、誤解を生むことがあるため、事前に文化的タブーを把握し、適切なコミュニケーションを取ることが必要です。特に、日常的なやり取りや業務上の指示などにおいて、慎重に配慮することが求められます。
5.1 頭を触る、足の裏を人に向けるなどの身体的タブー
ラオスには、身体的なタブーがいくつか存在します。特に重要なのは、頭と足に関する扱いです。
- ● 頭は神聖な部位として、非常に尊重されています。ラオス人の文化では、他人の頭に触れることは非常に失礼とされています。特に大人同士で頭を触ることは避けるべきです。このため、ラオス人の頭に手を置いたり、軽く触れることがないように注意しましょう。
- ● 足は不浄なものと見なされており、他人に足の裏を向けることや、足で物を指すことは、強い不快感を引き起こす可能性があります。座るときにも足を組んで、足の裏が他人に向かないように配慮することが大切です。
これらのタブーは、日本人には馴染みがないかもしれませんが、ラオスでは非常に重要なマナーです。無意識に触れてしまわないよう、事前に意識して行動することが必要です。
5.2 政治や内戦の話題
ラオスは過去に複雑な政治的背景や内戦を経験しています。そのため、政治や歴史に関する話題は非常にデリケートなものとされています。特に、戦争や内戦の話題は避けるべきです。ラオス国内の人々にとっては、この時期の記憶が生々しく残っていることが多く、その話題を持ち出すことは不快感を与えたり、傷つける可能性があるため慎重に扱うべきです。
また、宗教に関する話題も非常にセンシティブです。ラオスはほとんどの人が上座部仏教を信仰しており、仏教に対して敬意を欠いた発言や冗談は許されません。特に「仏像」や「僧侶」に関しては、無神経な発言を避け、尊重の意を示すことが重要です。
このように、ラオス人と接する際には、過去の政治的背景や宗教に関する知識を持って、慎重にコミュニケーションを取ることが求められます。
5.3 ジェスチャーの違いと誤解を避けるためのポイント
日本人が行ういくつかのジェスチャーは、ラオスでは誤解を生む可能性があります。例えば、以下のポイントに注意する必要があります。
- ● 手招きの仕草:日本では、手のひらを下にして手招きすることが一般的ですが、ラオスではこれが失礼な行動とされています。この仕草は動物を呼び寄せるようなイメージを与えるため、ラオスでは手のひらを上に向けて招くことが適切です。特にビジネスの場で、相手を呼ぶ際には手のひらを上に向けるようにしましょう。
- ● 曖昧な返答や笑顔の意味:ラオス人は、周囲との調和を非常に大切にするため、時には「はい」と言わずに曖昧な返事をしたり、笑顔で答えることがあります。この場合、必ずしも「同意」や「理解」を意味しているわけではなく、相手を否定することを避けるための反応です。特に業務指示を行う際には、ただ「分かりましたか?」と聞くのではなく、「どこが分かりませんか?」と具体的に確認することが重要です。
ラオス人と円滑にコミュニケーションを取るためには、曖昧な返答に誤解しないように注意し、具体的な確認をすることが効果的です。

6. ラオス人雇用で知っておくべき在留資格と採用手続き
ラオス人を日本で雇用するためには、出入国管理法に従った正しい手続きを行う必要があります。特に、「特定技能」と「技能実習」の2つの在留資格がラオス人の雇用に関連しており、それぞれの採用手続きには違いがあります。これらの在留資格に関する理解を深め、適切な手続きを踏むことが求められます。
6.1 主な在留資格:「特定技能」と「技能実習」の違い
ラオス人を雇用する際、最も一般的な在留資格は「特定技能」と「技能実習」です。この2つの在留資格には目的と要件が大きく異なるため、選択を誤ると不必要な手続きや労力がかかる可能性があります。
- ● 特定技能:特定技能は、日本の労働市場における深刻な人手不足を解消するために、即戦力となる外国人労働者を受け入れる在留資格です。特定技能を持つ外国人労働者は、一定の日本語能力(N4程度)と技能試験を通過する必要があります。これにより、採用後すぐに業務に従事できる人材を確保することができます。
- ● 技能実習:一方、技能実習は、外国人労働者が日本で技能を習得し、これを母国へと持ち帰って活用することを目的としています。技能実習生は、日本語の能力や技能試験の合格が必須ではなく、主に技能を習得するために日本に滞在します。
特定技能は即戦力としての労働力を確保するために利用されるため、ラオス人材を採用する際にはその業務の内容に応じて、適切な在留資格を選ぶことが重要です。
6.2 採用ルート別:具体的な手続きの流れ
ラオス人材を採用する方法には、主に「ラオス本国から新たに呼び寄せる(国外ルート)」と「日本に既に在留しているラオス人を採用する(国内ルート)」の2つの方法があります。それぞれの手続きには違いがあるため、状況に応じて最適なルートを選択することが重要です。
- ● 国外ルート(ラオス本国から招聘):ラオスから新たに人材を受け入れる場合、まずは「求人・面接」を行い、その後ラオス政府の労働・社会福祉省に申請します。日本側では、「在留資格認定証明書(COE)」を申請し、その後ビザを発給して来日という流れになります。特にビザ発給には時間がかかるため、採用までに数ヶ月の期間がかかることを考慮する必要があります。
- ● 国内ルート(既に日本に在留しているラオス人を採用):日本に既に在留しているラオス人(留学生や技能実習生を修了した者)を採用する場合は、COEの申請が不要で、「在留資格変更許可申請」を行います。この方法では、面接や手続きがスムーズに進み、比較的短期間で入社が可能です。
6.3 雇用契約で必須となる「送出許可証」とは
ラオスからの労働者を日本に招へいする際には、「送出許可証」が必須です。この証明書は、ラオス政府が自国民の海外就労を公式に許可した証明書であり、雇用契約を締結する際に必要となります。ラオス政府は自国民を保護するため、国外就労に関して厳格な管理を行っています。
送出許可証を得るためには、ラオス政府が認定した送出機関を通じて手続きを進める必要があります。また、特定技能での受け入れにおいても、この許可証が重要な書類となります。

7. ラオス人雇用に関するよくある質問(FAQ)
ラオス人を雇用する際、採用担当者や企業側が抱きやすい疑問について、具体的な回答を提供します。これらの質問は、実務的な問題や文化的な違いに関するものであり、ラオス人材を円滑に受け入れるためには理解しておくべきポイントです。
7.1 Q1. 採用にかかる費用と期間の目安は?
ラオス人材を採用するための費用と期間は、採用ルート(国内・国外)や在留資格、利用する人材紹介会社によって大きく異なります。具体的には、次の要素が影響を与えます。
- ● 採用ルート:ラオス国内から人材を招聘する場合、現地での募集、面接、ラオス政府(労働・社会福祉省)の手続き、そして在留資格認定証明書(COE)の申請など、全体的に半年以上の期間がかかることが多いです。また、海外からの招聘には追加の手続きが必要なため、さらに時間がかかる場合もあります。
- ● 費用:主な費用項目には、人材紹介手数料、送り出し機関への支払い、渡航費、入国後の支援費(登録支援機関への委託費など)が含まれます。これらの金額は、契約形態やサポート内容により大きく異なります。詳細な見積もりを得るためには、専門の支援機関や人材紹介会社への相談が不可欠です。
一般的には、国外からの採用では、手続きや費用の面でより多くの時間とコストがかかることを見越しておくとよいでしょう。
7.2 Q2. ラオス人の日本語レベルはどのくらいですか?
ラオスは、東南アジア諸国の中で日本語学習者の数が比較的少ない国です。しかし、日本への関心が高く、特に特定技能などの在留資格を持つラオス人は、日本語の基本的な会話が可能なレベルにあります。
- ● 日本語能力試験(JLPT)のN4程度のレベルが、特定技能の要件として求められています。これにより、基本的な業務コミュニケーションは可能であり、専門的な業務や指示に関しても、サポートがあればスムーズに進行することができます。
ただし、日本語能力には個人差があるため、職場での日本語トレーニングや、必要に応じたサポート体制を整えておくことが重要です。特に、日本語での業務が多くなると予想される職場では、日本語のスキルアップ支援を検討することをおすすめします。
7.3 Q3. 宗教(仏教)に関して、企業側で配慮すべきことはありますか?
ラオスはほぼ全人口が上座部仏教を信仰しており、仏教への敬意が文化の中に深く根ざしています。特に日常業務において、特別な宗教的配慮が必要になることは稀ですが、いくつか注意すべき点があります。
- ● 仏像や仏画への配慮:ラオス人にとって、仏像や仏画、特に仏頭は神聖なものとされています。これらをインテリアとして扱ったり、足元に置いたりすることは非常に不快に感じられる可能性があります。職場で仏教に関連するアイテムを扱う場合は、その取り扱いに特に注意し、ラオス人社員に対して敬意を払う姿勢が重要です。
- ● 礼拝の配慮:ラオス人の中には、日常的に仏教の礼拝を行う習慣を持つ人もいます。勤務時間内に礼拝を行う必要がある場合は、特に支障がないよう配慮することが求められます。ただし、通常の業務では宗教的な配慮が直接影響を及ぼす場面は少ないため、大きな問題とはならないことが多いです。
7.4 Q4. ラオス特有の祝日や休暇の考え方はありますか?
ラオス人は家族や個人の時間を非常に大切にする文化を持っています。これにより、特にラオスの祝日や休暇に対する配慮が必要です。
- ● ラオス正月(ピーマイ):ラオスで最も重要な祝日がラオス正月です。これは毎年4月に行われ、家族と過ごすことを最優先するため、この期間中は多くのラオス人が帰国を希望することが多いです。企業側は、有給休暇の計画的取得や休暇の柔軟な運用を促進することで、従業員が家族との時間を大切にできるよう配慮することが重要です。
- ● 残業や急な休日出勤:ラオス人は一般的に真面目に働きますが、過度な残業や急な休日出勤に対しては、ストレスを感じることがあります。特に家族との時間を重視するため、仕事と家庭のバランスに配慮した働き方を推奨することが、従業員満足度を高めるポイントとなります。
7.5 Q5. よく比較されるタイ人との違いは何ですか?
ラオス人とタイ人は言語や宗教(仏教)において共通点が多いですが、国民性に関してはいくつか異なる点があります。
- ● 国民性:タイ人は一般的に、明るく外向的で社交的な傾向がありますが、ラオス人は比較的穏やかで控えめ、シャイな傾向が強いとされています。ラオス人は目立つことを避け、他者と調和を保ちながら過ごすことを好みます。そのため、ラオス人に対しては、過度に強引なアプローチや圧力をかけないよう配慮する必要があります。
- ● 忍耐強さと協調性:ラオス人は、困難な状況にも冷静に対応し、表立って不平不満を言わない傾向があります。このため、ラオス人の従業員に対しては、状況が悪化しても問題を共有し、協力して解決する文化を形成することが求められます。

8. まとめ:ラオス人の特性を理解して受け入れ体制を構築しよう
ラオス人を採用する際には、文化的特性や価値観を深く理解することが、成功する雇用関係の鍵となります。ラオス人の穏やかさや、プライドの高さ、協調性の強さを尊重し、適切なマネジメント体制を整えることが必要です。また、採用手続きや在留資格の申請は複雑であり、専門的な知識と準備が求められます。これらの文化的理解と法的手続きをしっかりと行い、ラオス人が日本で長期的に活躍できる環境を整えることが、最終的に企業の成長にもつながるでしょう。
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