検索
海外人材Times

「イチイチやってられん!」と言われた日、僕は外国人労働者受け入れ問題の本質を目の当たりにした

みなさん、こんにちは。
教えてタイムスくんのコーナーの、はじまり、はじまり〜!

私たちは日々、外国人雇用の最前線で奔走しています。

今でこそ、外国人雇用は当たり前の時代となりましたが、昨今は治安の悪化に対する懸念や税金・社会保障の問題、日本人の雇用が置いてけぼりになっていないか?なんて話題にもなっており…。なかなかセンセーショナルな問題をはらむ展開になりがちです。

そうした時事問題に関しては追々語っていくとして、今回は“外国人を採用する”にあたり越えなければならないハードルについて問答してみたいと思います。

まずは、外国人雇用問題の本質は何なのか。

本シリーズでは、外国人を採用に関する問題(課題)やその解決策について、ゆるく?語っていきたいと思います。

1.外国人雇用の問題点:その1.管理

「外国人雇用の問題点」と、随分仰々しく風呂敷を広げたわけですが、雇用にまつわる諸問題。外国人と日本人と全然違うようで、本質は似ています。いや、ほぼ同じか。まずは、ここから。

「外国人雇用は大変だよね」と巷でよく言われるのですが、「では、日本人の雇用ならば、大変じゃないのです?」と私は問いたい。

外国人と日本人。いずれにせよ、採用した人々を迅速かつ正確に管理し、気持ちよく働いていいただくための準備には想像以上に手がかかります。いわゆる労務管理というやつ。たとえば、入社・退社手続きなどの雇用管理、勤怠・給与管理、社会・労働保険、福利厚生などなどの手続き×人の数。外国人となると、その手間がさらに煩雑になるってのはこの際ご愛嬌ってことで、こうした管理体制が十分整っているか(システムを導入するとか、専門知識のある人材を配置または手を借りるとか)がミソなんですよね。

これを少人数でケアするとなるとそれはもう大変。毎晩泊まり込んでも間に合わないレベル。ちなみに、会社で1番暖を取れるグッズは段ボールではなく新聞紙です(笑)。布団がなきゃ新聞紙を毛布がわりに……って

こんなんやってられるかー!

とにかく人を採用するということは、人種を問わず膨大な管理業務に追われるということなんです。

2.外国人雇用の問題点:その2.教育

こちらも、日本人の雇用と同様に一筋縄にはいかぬ問題のひとつ。時間も労力もかかる社員教育。

何からやる?
そもそも、日本語で教えていいの?

教える立場のこちらが教えてほしいことばかり。しかも、せっかく時間や労力をかけて教育しても定期的な生活面のケアも同時にやってかないと、呆気なく辞めちゃう。なんだか学校みたい(涙目)。担任の先生たちは何かと気苦労が絶えないらしいんですよ。トホホ

ところで御社は社員教育の目的、主な種類と手法、ポイント大丈夫ですか。

3.外国人雇用の問題点:その3.目利き

外国人を雇用するからには働く意欲があって、ルールやマナーが守れて、人と仲良くできて……。

相手の人柄を見抜くのは難しい。国によって性格や価値観がある程度大別できるとしても、個々の感覚は人それぞれですものね。

面接で本音を語ってくれてるとも限らないしなあ……「大丈夫」って言ってる子に限って、実は大丈夫じゃなかったりするし……第一印象だとこんな子だとは思わなかったんだけど……

あれ?これ日本人と一緒じゃん。

結局、生まれや育ちは違っても同じ人間なんで、考えや言動の全てを把握したり、こちらがコントロールしたりすることなどできやしません。特に初対面ならば、尚更。せめて同郷のリクルーターがスカウティングしてくれたらいいのにね。

働き者が欲しいよぉ。職場のみんなとも仲良くしてほしいよぉ。人の見極め、激ムズ!

さて、長くなりましたが、外国人材の採用に取り組むにあたり、こうした課題をどのように解決したらいいのでしょうか。

答えは「ミントク」とググってみてくださいー。

番外編:トラブルを未然に防ぐ!

〜外国人労働者受け入れ時に押さえるべき重要ポイント〜

外国人労働者の受け入れは、人手不足の解消や職場の多様化につながる一方、在留資格や労務管理を誤ると、企業側が法令違反に問われる重大なリスクも伴います。トラブルを未然に防ぐためには、「知らなかった」「本人任せにしていた」という状態を避け、企業側が正しい知識を持って管理することが不可欠です。
ここでは、外国人労働者を受け入れる際に企業が必ず押さえておくべき5つの重要ポイントを解説します。

ポイント1:就労可能な在留資格(ビザ)の厳正な確認

外国人労働者を雇用する企業には、在留カードの原本確認義務があります。在留カードには、在留期間(有効期限)、就労制限の有無、資格外活動許可の有無など、就労可否を判断するための重要な情報が記載されています。

採用時には、

  •   ● 在留期限が切れていないか

  •   ● 「就労不可」となっていないか

  •   ● 留学生や家族滞在の場合、資格外活動許可があるか

  •   ● 許可されている就労時間や内容に制限がないか

を必ず原本で確認し、コピーや写真だけでの判断は避けましょう。確認を怠り、不法就労となった場合、外国人本人だけでなく、雇用した企業も不法就労助長罪に問われる可能性があります。雇用時だけでなく、在留期限の管理を含めた定期的なチェック体制を整えることが重要です。

ポイント2:差別のない公正な採用選考と処遇

国籍や出身地、人種などを理由とした差別的な取り扱いは、職業安定法などの法令により禁止されています。外国人であることを理由に、募集段階で応募を制限したり、日本人とは異なる不利な条件を設定したりすることは認められていません。

採用選考では、

  •   ● 業務に必要な能力や経験

  •   ● 日本語力のレベル

  •   ● 職務への適性

など、客観的で合理的な基準にもとづいて判断する必要があります。また、入社後の賃金や労働時間、評価制度についても、日本人社員と不当に差をつけてはいけません。加えて、職場内でのハラスメントや孤立を防ぐため、異文化理解をテーマにした社内研修や、管理職向けの意識啓発を行うことも、長期的な定着につながります。

ポイント3:在留資格で認められた業務範囲の遵守

外国人労働者は、在留資格で許可された活動内容の範囲内でのみ就労できます。たとえ本人の能力が高く、本人の同意があったとしても、在留資格の範囲外の業務に従事させることは違法です。

特に注意が必要なのが、

  •   ● 配属変更や業務内容の追加

  •   ● 応援や一時的な別部署での勤務

  •   ● 繁忙期のイレギュラーな業務対応

といったケースです。業務内容を変更する場合は、事前にその業務が在留資格に適合しているかを確認し、必要に応じて在留資格変更や資格外活動許可の取得を検討しましょう。許可外の業務に従事させた場合、外国人本人は退去強制の対象となる可能性があり、企業側も処罰を受けるリスクがあります。

ポイント4:異文化を尊重した職場環境づくり

外国人労働者が能力を十分に発揮するためには、業務面だけでなく、職場環境への配慮も欠かせません。文化や宗教、生活習慣の違いを理解せずに対応すると、誤解やトラブルにつながりやすくなります。

たとえば、

  •   ● 食事や休憩時間に関する考え方

  •   ● 宗教上の祈りや服装への配慮

  •   ● 曖昧な指示や「空気を読む」文化

などは、日本人にとって当たり前でも、外国人には伝わりにくい部分です。コミュニケーションにおいては、日本特有の暗黙の了解を前提とせず、やさしい日本語や具体的な指示を心がけましょう。職場全体で多様性を尊重する意識を共有することが、定着率の向上とトラブル防止につながります。

ポイント5:生活支援を含めた包括的なサポート体制の構築

外国人労働者が安心して働き続けるためには、就業面だけでなく、生活面のサポートも重要です。言語や制度の壁により、生活上の悩みを一人で抱え込んでしまうケースは少なくありません。

具体的には、

  •   ● 相談しやすい窓口や担当者の設置

  •   ● メンター制度や先輩社員によるフォロー

  •   ● 緊急時の連絡体制や生活ルールの共有

などを整えることで、不安や孤立感の軽減につながります。こうしたサポート体制は、離職防止だけでなく、企業への信頼感を高め、長期的な人材活用にも大きく寄与します。特に特定技能外国人については、法令で定められた支援の確実な実施が求められます。

そんなわけで次回は、外国人労働者の入国から帰国までのプロセスについてお話ししようと思います。なんせやることいっぱい〜。複雑、煩雑ですからね。お困りごとがあれば、無料オンライン相談をご利用くださいませ。それでは!

#外国人雇用 #外国人採用 #外国人労働者 #外国人労働者受け入れ

 

外国人採用に関するオンライン無料相談やってます!

  • 雇用が初めてなのですが、私たちの業務で採用ができますか?
  • 外国人雇用の際に通訳を用意する必要はありますか?
  • 採用する際に私たちの業務だとどのビザになりますか?
  • 外国人の採用で期待できる効果はなんですか?

上記に当てはまる企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

× 教えてタイムスくんバナー画像