海外人材Times

外国人労働者の雇用・採用WEBメディア

検索
海外人材Times

日本アニメ『NARUTO -ナルト-』が好き
━忍者アカデミーに通って「火影」になりたかった僕は今、外国人材と企業をつなぐ仕事に奮闘中!

生活関連

2025.01.22

キャムコムグループ(株式会社キャムグローバル)のナショナルメンバーの素顔に迫る社員インタビュー。今回は、技人国・特定技能案件のマッチング業務に励む、タイ出身のマックスさんにお話を伺います。



お名前:マックスさん
タイのバンコク生まれ、27歳、男性。23歳までタイで暮らし、24歳で日本の日本語学校へ。
小学校時代の思い出は、9歳のときバンコクで開催された水泳選手として試合に出たこと。大学時代には同市で行われたeスポーツの大会に出場し、決勝戦まで行ったことです!
前職は製造会社の品質保証部で働いていたと語るマックスさん。そんな彼が、未経験で人材業界のキャムコムグループに飛び込んだ理由とは。

目次
  1. 1.幼少期の夢、前職の苦い思い出
  2. 2.心機一転、キャムコムグループへ入社!現在の仕事は?
  3. 3.日本で生きること、楽しさと現実
  4. 4.「外国人労働者」としての想い


1.幼少期の夢、前職の苦い思い出

━━子どもの頃の夢は?
子どもの頃は、日本アニメに夢中でした。中でも、忍(しのび)の世界の友情や師弟関係、ライバルとの死闘などが描かれたナルトが好きだったため、いつか主人公のナルトが暮らす木ノ葉隠れの里の長である「火影」になりたいと思っていました。それで、忍者アカデミーに入りたいと両親に相談したら案の定、即刻反対されて仕方なく諦めました…。

幼い頃の私と母

現実的な話をすると(笑)、ゲームと音楽が大好きな幼少期を過ごしていました!
ゲームはプレイするだけでは物足りなくなって、中学生になった頃にはゲームの構造に興味を持ち、父のようなエンジニアになりたいと考えるようになりました。そして、大学などで本格的にプログラミング言語について学びました。また、大学に通いながら仲間を募ってバンド活動も始めました。

U LEAGUE の決勝戦

バンド活動は、未だに続いています。ただ、ゲームの方はプレイするのは楽しいのですが、実際に作り出すとなると非常に困難で、僕には向いてないと思い直しました。そこで、大学で学んでいた日本語を生かせる仕事にチャレンジしようと卒業後は通訳業務を探しました。

━━前職はどんなことをしていましたか?
前職では、とある製造会社に入社し、品質保証部で部品の設計や検査の業務に当たっていました。仕事をしているうちに、やはり自分が学生時代に学んだ物事を生かした仕事がしたいと思うようになり、転職を決意しました。それから、職場の人間関係も良いとは言えず、安心して働ける会社を探しました。

2.心機一転、キャムコムグループへ入社!現在の仕事は?

━━英語圏で働くという選択肢もある中、なぜキャムコムグループ(日本企業)で働こうと思ったのでしょう?
私の大学では日本語が必修科目だったため、学びを生かそうと、日本企業を選びました。中でもキャムコムグループはグローバル展開をしており、母国語と日本語能力の両方を生かせると思いました。また、私が現在携わっている「mintoku work」は、私のように日本で仕事を探している外国人にとって便利なサービスですし「仕事が決まってから始まるまで」「仕事が始まって以降」のサポートもあり、1人でも多くの方に利用していただきたいと思ったからです。



━━マックスさんの主な仕事内容について教えてください!
・mintoku workにまつわる仕事(技人国、特定技能案件のマッチング)
・専門学校訪問
・通訳、翻訳業務
・現地対応(現場通訳)
・企業様とのやり取りなど

こんなところですね。私のように、自身の日本語能力を生かして働きたいと思っている人や、日本の文化などに興味がある、好きという人、あとは純粋に新しいことにチャレンジしてみた人、お金を稼ぎたい人のサポートをしています。

タイ人は、おおらかで陽気な性格の人が多いように思います。そうした人柄など、各人の魅力を日本の企業の皆さんに紹介して採用してもらえた時には私自身もうれしくなりますし、もっとがんばろうという気持ちになります。



━━仕事をしていて難しいと感じることはありますか?
専門用語、業界特有の表現を理解し、適切に通訳しなければならないところでしょうか。それから通訳の際、発した言葉、言動の全てを相手に伝えるのは難しいので、口調や抑揚、声色などの要素を汲み取るよう意識しています。将来的には、通訳・翻訳業務の仕事に就くか日本語の先生として働いてみたいと思っているので、修行中といえるのではないでしょうか。忍者になりたかっただけに(笑)。



━━仕事中の楽しみなどありますか?
休憩時間、昼休みはカフェラテを飲んだり、アニメを見ながらご飯を食べたり、ストレッチしたりしてリラックスを心がけています。あとは、同じナショナルメンバーのみんなやチームの皆さんとご飯に行き、他愛もない話をしていますね。先輩、同期、国籍を問わず社員同士、仲が良いことは働く上で大事な要素だと痛感します。

同僚と友人のレストランでランチ!

3.日本で生きること、楽しさと現実

━━母国の家族、友人はどのぐらいの頻度で連絡を取り合っていますか?
週に1時間ぐらい電話していますね。仕事や、生活はどうかといった話から、健康面、いつ帰国するのか、将来はどうするのか、など話しています。家族には、タイに戻って仕事をするのか、日本でずっと働くつもりなのかはっきり決めてほしいと言われます。それについては、日本人ではないけど、はっきりさせずに逃げてしまいます。あとは、貯金してほしいと言われますね(笑)



━━趣味はありますか?休日はどんなことをしていますか?
冒頭でお話ししましたが、私は音楽が好きで高校時代からギターを弾いていました。日本に来てから、あまりできてなかったのですが、バーに遊びに行って生演奏を見るたびに「私もバンドやりたいな、そういうイベントにも出演できないかな」という気持ちが湧いてきて、タイ人でバンドを組める仲間を探しました。外国人が増えてきたといっても、タイ人で、さらに楽器が弾ける人となるとなかなか見つけるのは大変で、苦労しましたが今は週に1回程度、スタジオを借りて練習ができるまでになりました。イベント出演も予定しています。

仕事帰りのバンド活動

━━日本/日本人/日本文化(しきたり、風習)で難しい、よくない、嫌だと感じるところはありますか?
ワークライフバランスが悪いところです。日本人は勤勉が故に働きすぎだと思います。それから、いつも意見をはっきり言ってくれないところが苦手です。しょっちゅう「で、YESなの?NOなの?どっちなの?」って思っています。

4.「外国人労働者」としての想い

━━これから日本で働こうとする人たちへのアドバイスは?
私の経験によるものですが、日本は時間に厳しいです。5分でも遅れたら、それは「遅れた」ことになるので、例えば待ち合わせに遅れそうなときには事前に「〇分ほど遅れます」と連絡しておくこと。到着時にも「大変申し訳ございません」と謝罪することが大事です。また、人間関係も少し壁を感じます。タイ人は初対面でもすぐに仲良くできフレンドリーな会話をしますが、日本人はそこに至るまでどのぐらいのステップを踏めばいいのか…未だにわかりません(笑)それから、ビジネスシーンの服装もスーツにネクタイにビジネスシューズに、色々と厳しいですね。名刺の渡し方も、皆さんに指導してもらって練習しました!



━━外国人労働者を受け入れる企業へのアドバイスは?理解してほしいことなどありますか?
逆にいえば、外国人労働者を受け入れる企業さんに対して、そもそもそうした文化や価値観が違うことを知っていてもらえたら助かります。私たちも日本で仕事をするからには日本の習慣に従いますが、慣れないこと、わからないことがたくさんあります。怪訝な顔をされるとやっぱり気持ちが落ち込んでしまうので、朗らかに応対してもらえたら安心して仕事に取り組めます。

その点、弊社のチームの皆さんは皆さん寛容というか優しいです!外国人に対する“慣れ”もあるのかもしれませんが「それはダメ」という否定の前に、背景を聞いてくれることが多いように思います。「タイだと〇〇のとき、××なの?」のように。そこから「日本はこうだ」と教えてもらったり、タイでの習慣、文化、価値観を楽しく聞いてもらえたりするので、互いの違いも見えて理解もしやすいと感じています。



マックスさん、ありがとうございました。仕事も趣味のバンド活動でも、益々のご活躍を楽しみにしています。いつか出演されるイベントを観に行ってみたいです。

キャムコムグループ(株式会社キャムグローバル)では外国人材が活躍するための未来を創造し、企業と人材の成長を支える基盤を提供すべく、仲間を募集中です!興味がある方はぜひ事業内容や採用情報をご覧ください。






外国人採用に関するオンライン無料相談やってます!

  • 雇用が初めてなのですが、私たちの業務で採用ができますか?
  • 外国人雇用の際に通訳を用意する必要はありますか?
  • 採用する際に私たちの業務だとどのビザになりますか?
  • 外国人の採用で期待できる効果はなんですか?

上記に当てはまる企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

× 教えてタイムスくんバナー画像