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2025年には37万人不足!?介護分野の採用ポイント

2025年に37万人以上の人材不足予想の衝撃!技能実習生が救世主に?

日本の少子高齢化は最も大きな社会問題の一つですが、今後も改善の見込みはなく、 厚生労働省は2015年、「日本は少子高齢化の進行により、2025年に必要な介護人材は253万人で、37万7000人の人材が不足するだろう」という予測を発表し、大きな衝撃を与えました。

出典:厚生労働省 報道発表資料「2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について」

目前に迫ったこの問題を解決すべく、日本政府は「数年間のうちに技能実習生が介護分野で来日できるように」と、急ピッチで法の整備を開始。2017年11月に技能実習法が施行され、そこで技能実習制度の対象職種に介護職種が追加されたのです。

このような状況下で今後介護分野での技能実習生の採用は、大幅に増えていくことと思われます。採用の際にどのような点に気をつけると良い採用に繋がるのでしょうか。

技能実習生・介護分野での面接を成功させるポイント

儒教思想が強い国は「お年寄りを敬う」文化が

一般的に、日本や中国、韓国は儒教の国で、お年寄りを敬う文化があると言われています。意外と知られていないかもしれませんが、ベトナムも儒教の国です。現在、介護分野の実習生で多いのがベトナム人。高齢者に接する業務の介護の現場においては、必要な特性ですね。

とは言え儒教の文化だからと言って誰もが目上の人を敬うとは限りませんので、面接の際に家族との関りや、身近なところで高齢者に接する機会があるかどうかも聞き取りが必要です。

面接で必ず聞くべき3つのこと

介護分野では高齢者やスタッフと接することが多く、コミュニケーション能力が必要とされます。介護分野が未経験ではあっても、事前研修でスキルや知識を身につけられます。面接の際には、実習生の人柄がわかるような以下の質問が必須項目です。

あなたの家族構成は?技能実習生として日本へ行くことを家族は理解していますか?

日本は核家族化が進んでいますが、今でもアジアの多くは三世代の大家族が中心です。祖父母と一緒に住んだ経験が長ければ、自分のおじいちゃんに接するように介護に当たってくれる可能性があるでしょう。また帰国後に家族へのサポートのために日本で技術を学び経験を積みたい人も多いので、家族構成や家族との関係は重要ポイントです。

母国で一番楽しかったことは?

どのようなことに関心を持ち、どのようなことに打ち込んできたかが分かると、その人の人となりが見えてきます。

日本について知っていることを教えてください。また日本社会や職場でのルールを守れますか?

単に日本に対する憧れた職に就きたいという思いだけで務まるほど、介護の仕事は甘くありません。質問をすると同時に、日本の社会や介護業界のあり方やルール(デメリット含め)を伝えてください。それが採用のミスマッチを防ぐ一番の方法です。

技能実習制度で受け入れる際のメリットは、

  • 介護分野は離職率が高いことで知られています。しかし、技能実習生の転職は、実習先側の問題以外では認められていないため、基本的に転職の心配はありません。
  • 技能実習制度では、母国で同様に介護分野の業種についていることが求められますが、必要な最低訓練を受けることによって、現場での技能実習が可能となります。そのため、介護分野の業種が未経験からでも始められるので、採用しやすい面もあります。
  • →最低訓練の期間は、2か月以上の期間かつ320時間以上の課程を有すること。そのうち1か月以上の期間かつ160時間以上の課程が入国前講習であり、1か月以上の期間かつ160時間以上の課程です。
  • 技能実習制度は、長くて5年間の研修期間です。特定技能の在留資格ができたことにより、技能実習3年間を終了した後に、特定技能への切り替えが可能となりました。それにより、同じ実習生が長く働けるようになるのは受け入れ先にとって良い面となります。

デメリット:技能実習受け入れに厳しいハードルが

  • 介護分野では高齢者やスタッフとのコミュニケーションが求められます。そのため、「基本的な日本語を理解することができる」レベルである日本語能力試験4級(N4)に合格することが必要です。合格に必要な漢字の数は約300と言われており、非漢字圏出身の実習生にとって難易度が高いことが懸念されます。
  • 技能実習制度の介護分野での受入れができる事業所は限られています。たとえば、訪問看護サービスを担う事業所は、日本語が充分にできない実習生が高齢者の自宅を訪問して、トラブルが起こる可能性があるという理由で、サービス付き高齢者向け住宅は、介護保険法による監督ができないという理由で受け入れはできません。また、開設してから最低3年の施設に限定しています。
介護分野の仕事とは、「人のために力になること」「人のサポートをすること」です。スキルに関しては来日後いくらでも学ぶことができるので、最も大切なことは人柄と介護に対する想いです。そのため面接では介護のスキル面だけではなく、その人の人柄をよく見て、よい人材となり得るかどうかを判断することが大切です。

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