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外国人採用失敗のポイントこれだ!採用を成功させるには「失敗事例」から学ぶべし

日本人採用よりさらに難しい外国人採用

1990年に「改正出入国管理法」が施行され、専門技術を持つ外国人の在留資格の整備が行われ、1993年には技能実習制度も始まり、日本で働く外国人の数は急増しています。

「ビザも緩和されて、最近は外国人も雇いやすくなっているからうちも雇ってみよう」と軽い気持ちで外国人を採用すると、あっという間に失敗してしまいます。日本人の採用でさえ難しいのに、異文化で言葉も違う外国人の採用がもっと難しいのは当然のことです。

この記事では、よく見られる外国人採用の失敗の例をご紹介します。

外国人採用が失敗するのはこんなところが原因

外国人にとって日本語は母国語ではない

当たり前のことですが、一見流暢に日本語を話しているように見える外国人でも完全なネイティブではなく、100%の意思の疎通は難しいのが現状です。最近急増している外国人技能実習生は、入国時の日本語レベルは日本語能力検定のN4で、これは「日常会話にも苦労する」というレベルです。

言葉はコミュニケーションの基本となりますが、過度な期待は持たず、こちら側から根気よく理解し、何度も説明するよう努めてください。

「言葉があまり通じない」→「コミュニケーションがうまく行かない」→「日本人って冷たい・思っていたような国じゃなかった」と失望し、仕事への意欲も失せるというのはよく見られる失敗例です。

コミュニケーションはしっかりと!

受け入れ企業と外国人の間で、十分なコミュニケーションがとれていないと不満が生まれ、離職につながりやすくなります。言葉があまり通じなかったとしても、食事に誘ってみたり頻繁に声をかけたりして「私たちはあなたを気にしているよ」というアピールはとても大切です。

出身国によっては、就業後に時間を取られることは極端に嫌がりますし、逆に家族のように扱ってくれることに喜びを感じる人たちもいます。これは出身国の文化なので、背景を調べたり、その人の反応を見ながら心地いい関係性を作りましょう。

ここがうまくいかないと、孤独を感じたり文化の違いにストレスを感じて、離職に繋がってしまいます。

不安や不満を汲み取る仕組みがない

外国人が日本で働く場合、仕事内容はもちろん、企業文化や日本人の「空気を読む文化」など、多くの面で戸惑うことでしょう。特に日本の会社はサービス残業が当たり前だったり、上司が残っていると部下が帰れない、という風潮もあります。しかし多くの諸外国では、仕事は時間が来たらパッと終えるもの。いつまでもダラダラ会社に残っている日本人は奇異でしかありません。

こういった日本独自の企業文化に直面した際、「自分も合わせよう」と思うタイプと「これはおかしいから自分はやらない」というタイプに分かれますが、前者はストレスがたまり、後者は少しは不安を感じている可能性も。

こういった「ちょっとした不満」「自分が会社に合っているかどうかの不安」などは、こちらからの声掛けでしっかりと汲み取るようにしましょう。

せっかく、お金と時間をかけて採用した外国人がすぐに辞めてしまうことは受け入れ企業側にっとっても実習生にとっても何も良いことがありません。特に技能実習生の場合、度々ニュースで目にする失踪や他の場所での不法就労、窃盗事件の容疑者として逮捕されたケースや、遺体で見つかるという痛ましい結果に発展してしまうことは何としても避けるべきです。
受け入れ先企業は外国人に対し、まずは「異国で頑張ってくれている」という敬意を忘れることなく、サポートを行っていくことを心がけることが大切です。

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