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技能実習生の失踪者数が過去最高に到達|2023年に職場から失踪した技能実習生は9753名

2024

2024.09.26

2023年の職場から失踪した技能実習生の数が過去最高の9753人に達しました。失踪者の多さの要因としては「転籍」が原則認められていないことが挙げられています。国別ではベトナムが最も多く5481人、職種別では建設関係が47.1%となっています。

これを受け、出入国在留管理庁は「転籍」を認める要件として、暴行やハラスメントを受けている場合や法令違反などがあたると明確にしました。その場合、同僚の実習生も「転籍」できるようにするなどの対策が取られています。

なお、対策として「転籍」の手続き期間中の就労を認める措置が取られる予定です。手続き期間中の生活に困る実習生向けに、1週間に28時間以内の就労を認めることとしています。また、その際に必要な書類の書式は母国語に整備する予定です。

3年後に技能実習制度が廃止され、新たに「育成就労制度」が始まります。新制度では転籍要件が緩和され、1年から2年働いた後、業務分野が同じであれば別の企業に移ることが可能となる予定です。

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